2007/03/27

引退

 3月17日に行われたプレーオフ準決勝。トヨタ車体は大同特殊鋼と対戦し、29-36で敗れてしまいました。
 トヨタ車体は初のプレーオフではありましたが、チームとしてやってきたことの多くを駒沢で発揮することができたと思っています。これから、また来シーズンに向けてチームは改善点を修正していくことになるでしょう。
 当日、会場まで足を運んでくださったトヨタ車体大応援団の皆様、本当にありがとうございました。

 そして、僕自身、今回のプレーオフをもって現役生活にピリオドを打つことになりました。これは自分で決めた決断です。
 ハンドボールに出会って18年。日本リーグでプレーした11年。多くの人に出会い、多くの方に支えられ、たくさんの経験ができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 以前から、選手としての引き際は自分で決めたいと思ってやってきました。引退の理由はいくつかありますが、大きな理由として、一つの仕事に対して、筋を通すことができたこと。そして、今後、この大好きなハンドボールを一生続けていくためにした決断であります。

今まで支えてくれた方々、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。皆さんのおかげでここまでハンドボールと共にくることができました。

 この3年間は特にいろんなことがありました。苦しかったことのほうが多かったかもしれません。毎日、自分自身と闘ってきた感じです。しかし、競技と真摯に向き合うことができ、選手として自分の発見もできました。ここで得たことは、今後の人生において僕の大きな財産になっていくだろうと思います。中身の非常に濃い3年間でした。

 また、僕を温かく受け入れてくれたトヨタ車体のチームメイト、スタッフ、OB。そして、職場の方々や従業員の皆さん。応援してくださったファンの皆さん。本当に本当にいい出会いでした。ありがとうございました。

 これから、まだまだトヨタ車体ハンドボール部は成長を続けていくことだと思います。魅力いっぱいの若手選手も数多く、中堅、ベテランも充実し、バランスのとれたいいチームです。また、特筆すべきことは、競技に対してピュアなアスリート集団であることです。
是非、今後ともトヨタ車体ハンドボール部の応援をよろしくお願い致します。

 僕自身の今後については、大学や専門学校で授業を教えながら、指導者としての勉強をしていきます。僕にトップDFという道を与えてくださった大学時代の恩師である松井幸嗣先生や藤原侑先生らと共に、母校、日体大ハンドボール部の生徒達のために頑張っていく所存です。
 夢の続きは日体大へと移行しますが、現役生活で得たもの、これから勉強していくことを、若い選手達に伝えていきたいです。
 1からのスタートです。自分が選んだ道を、信念を持って、前を向いて進んでいきたいと思います。

 ブログの今後についてですが、以前から書きたかったことで途中ものが、いくつかあります。ですので、あと数回更新する予定です。また、このブログは、吉田聡さんとの約束から始めたものです。お世話になったトヨタ車体ハンドボール部への感謝の気持ちでそれを書き終えたら、時期をみて、閉鎖することに致します。誠に勝手ではございますが、ご了承戴きたく存じます。

 長い間、本当にありがとうございました。

p.s. サプライズというにはビックリするほどの大掛かりな記事を書いていただいたスポーツ・イベントハンドボール編集部の皆さん、ライターの久保弘毅さん。ありがとうございました。また、トラックバックでたくさんの記事を書いていただいたFM大分のDJ.NAVEさん、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

 

| | コメント (22) | トラックバック (2)

2007/03/16

31th JHL  PLAY OFF

 明日から、日本リーグ上位4チームによるプレーオフが始まります。
 様々な想いを胸に、チームのために、支えてくれた人達のために、応援してくれる方々のために、自分のために、戦っていきたいと思います。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007/03/03

JHLプレーオフ進出

P1001561
 トヨタ車体ハンドボールは3月3日のトヨタ自動車戦に勝利し、11勝7敗で4位となり、初のプレーオフ進出が決まりました。
 応援してくださった皆様ありがとうございました。
 3月17日に駒沢体育館でレギュラーシーズン1位の大同特殊鋼と対戦になります。
 山あり谷ありのシーズンでしたが、最後の最後に大きな波に乗れるよう、試合までの2週間、しっかりと準備していきたいと思います。

JHL結果
トヨタ車体36(18-11・18-15)26ホンダ熊本
トヨタ車体30(13-22・17-17)39大同特殊鋼
トヨタ車体40(16- 7・24-14)21トヨタ自動車

 

| | コメント (20) | トラックバック (0)

2007/02/18

勝負所

 2月10日、JHLホンダ戦。24-25。1点差負け。
プレーオフ進出をかけた大事な1戦。トヨタ車体は、日頃の力を発揮することができず、勢いにのった攻守を展開できなかった。
 まだ、プレーオフに進出したことのないチームであり、日本一になったことがないチームではあるけれど、ハードなトレーニングを後ろ盾にして、着実に力はついてきていると僕は信じている。

 ロースコアな試合展開で、ホンダペースではあったが勝機は十分にあった。トヨタ車体は必死に守って、ホンダの攻撃をしのいでいたのだが・・・。
 勝負所で、ホンダ横地・谷口選手の両選手にロングシュートを決められてしまった。

 東海市民体育館には多くのトヨタ車体従業員の方々も見に来てくれていた。
 リーグ戦勝負所の一戦を見てもらおうと、選手全員が、昼休みに会社の各食堂でビラ配りもしたりした。県内や遠方より応援にきてくれているファンの方々も、この一戦を楽しみにしてくれていたことだったと思う。

 悔しかった。

 試合後、翌日に東京に行く用事があったが取り止めて、近くに住む大学時代の同級生を呼びだして2人で飲んだ。彼の気持ちがありがたかった。
 気持ちの整理をつけたその後、キャプテンの香川と朝まで飲んだ。店を出たのも覚えてないほど飲んだのは、ここ何年もなかったことだ。

明けて湧永戦のことだけを考えて過ごした1週間。
チーム全員同じ気持ちだったと思う。
とにかく勝つことだけを考えてトレーニングしてきた。

 宮崎県小林市市民体育館での昨日の試合は、総力戦。一進一退。どっちに転んでもおかしくない状況だったが、みんなでカバーしあった。

清水祥二はハンターの目つきで守り、
近藤はDFで、何度も味方の胸ぐらをつかんで鼓舞した
集中力を持続させた木下
PTを顔面でセーブしたルーキー谷井
戦術の中できっちり仕事をした崎前、鶴谷
今期初のベンチ入りで戦闘態勢に入っていた田中勝
門山、香川、藤田は積極的に前を狙っていった
残り2分同点の均衡の中、DF2人に当たられながらも勝負所で勝負した北出のロング
フェイントからチャンスを作り続けた野村から、パスを受けた長谷川の決勝ゴール

そして、サポートに回ったメンバー達の試合後の顔が頭から離れない

応援に駆けつけてくださった皆さん、声援ありがとうございました。

 試合後は、ホテルを出る気になれず、いろんなことを考えていた。そして一睡もすることなく朝を迎えたのだが。

 残りの試合、積極的に戦っていきたい。
 そしてチーム一丸となって、痺れるような試合をしていきたい。
 これからがトヨタ車体ハンドボール部の勝負所だ。


JHL結果
トヨタ車体24(10-12・14-13)25ホンダ
トヨタ車体27(14-12・13-13)25湧永製薬

 

| | コメント (17) | トラックバック (0)

2007/02/05

日本ハンドボールリーグ再開

 今週土曜日、2月10日から、アジア大会、全日本総合、世界選手権などで中断されていた日本ハンドボールリーグ男子が約3ヶ月ぶりに再開されます。
現在トヨタ車体は、8勝5敗の勝ち点16で4位につけています。
そして、今週10日に戦う相手、ホンダも8勝5敗の勝ち点16。
プレーオフ出場圏内の4位以上に割っていくためには、絶対に負けられない相手となります。

今年に入り、チームはより一層厳しくトレーニングに打ち込んできました。チーム一丸となって、勝利を目指して戦っていきたいと思います。

2月10日(土) 愛知県 東海市民体育館 PM1:00~
          トヨタ車体 vs ホンダ

 

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2006/12/27

近藤 裕選手

Kondo_l
 先日の全日本総合選手権で、トヨタ車体は2回戦で早稲田大学に勝利。続く準決勝で湧永製薬に37-30と勝利しました。前半は12-14と2点ビハインド。後半に入り、野村、門山のシュートが立て続けに決まり、DFでも近藤、長谷川、田中のセンターDFが踏ん張り、湧永の攻撃をふせぎ続け、後半を25-16と突き放して逆転勝利。
 翌日の準決勝は、大崎電気との対戦。スタートは、香川、北出、門山と3連取。その後追いつかれ、一進一退。しかし前半残り少なくなってから、トヨタ車体に退場が連続して、前半を15-21で折り返し。後半も大崎電気が得点を重ね、トヨタ車体はミスなどから得点が伸びず、結局31-41で終了。
 トヨタ車体は前年に続き、3位という結果に終わりました。
 
 今大会のチームの戦いぶりの中で、近藤、長谷川、田中の3人がDFでチームに貢献していたのが印象に残ります。特に近藤選手の気迫はチームにいい影響を与えてくれたと思います。

 というわけで、今年の締めは、「近藤 裕選手」のことを書きたいと思います。次は近藤選手のことを書くと決めていながら、なかなか書けずにいました。近藤選手と約束したのが今年の4月。だいぶ遅れてしまいましたね。

近藤裕。通称「イワ」。(ちなみに僕は「コンちゃん」と呼んでいます)
31歳になるベテランプレーヤ-です。外国人のような体つきと骨格、チームに安心感を与える大きな背中、そして、練習でも試合でも止むことなくコート中に響き渡る野太い声が印象的です。

 山口県の下松市深浦中でハンドボールを始めた近藤選手。「部活がハンドボールしかなかったから・・・」という理由だったものの、2つ上の先輩には、僕も大好きな選手でホンダ、日本代表で活躍したサウスポー広政宣孝君がいて、ハンドボールにのめり込み、彼らの後を追うように名門・下松工業へ。
 そして、高校3年時にはエースとしてインターハイ優勝を果たしています。国士舘大に進学してからもDFもできる大型アタッカーとして将来を嘱望された存在でした。トヨタ車体に入社後すぐに、バックプレーヤー、DFの柱として攻守に活躍し、日本代表にも選ばれます。
 しかし、3年目のシーズンに左膝前十字靭帯断裂という大怪我をしてしまいます。そして左膝が治った直後、今度は右膝の前十字靭帯を断裂。手術、入院、かなり長いリハビリ期間を経て、復帰をしますが、両膝にはグルグル巻きのテーピングと大掛かりな装具、それをカバーするサポーター。見るのも痛々しい姿でポストでプレーをしていた「イワ」。
 その姿を目にした時、佐藤良彦選手(大崎電気)と2人で
「相当にハンドボールが好きじゃないと、あんなにしてまでもコートに立たないぞ」
と話をしたことがあります。

 選手として一番いいと思われる年齢をリハビリに次ぐ、リハビリで過ごし、また中学・高校・大学と豪腕で鳴らした肩も、勤続疲労からか以前のようなシュートは打つことはできなくなりました。
 満足にコートに立てない時期が長かった近藤選手ですが、膝の状況も少しずつよくなり、3年程前から少しずつ試合にも出る機会も増え、ここ1年、特に今シーズンは体もシェイプされて、驚くほどの復活を遂げています。
フェイントのタイミングや位置取り、戦術の理解度やDFでのカバーなどは、さすがと思わせるところが多々あり、スピードは衰えても、他のものでカバーできるということを体現しています。
 3-2-1DFのセンターバックとして、僕の後ろを守もる時があるのですが、「コンちゃん」は、試合中はともかく、練習中でもほとんど否定的なことを言いません。
「辻さん、ナイス!!」
「辻さん、それでいい。OK。俺がここ守るから」
明らかに、僕のマークミスや判断ミスでも
「OK、OK、大丈夫。わかってるから、次にそこ行って!!」、と
抜群の安心感と響き渡る声で、後ろからコントロールしてくれます。

チームメイトからの人望も厚く、若手選手とのコミュニケーションも十分。また、会社でも人事部人材開発室の仕事もきっちりこなし、練習後も遅くまで残業することもよくあります。

娘さんの詩桜ちゃんと奥さんの名前が刻まれたリストバンド
腹の底からチームを鼓舞する声
度重なる怪我から這い上がった男の背中

来年のリーグ再開後は、近藤裕選手 要チェックですよ。


今年も、応援してくださった皆様ありがとうございました。
来年もトヨタ車体ハンドボール部スコウレルズをよろしくお願い致します。
それでは、みなさん、良いお年を。

全日本総合選手権 結果
トヨタ車体36(19- 8・17- 9)17早稲田大
トヨタ車体37(12-14・25-16)30湧永製薬
トヨタ車体31(15-21・16-20)41大崎電気

 

| | コメント (30) | トラックバック (0)

2006/12/12

全日本総合ハンドボール選手権

 はやいもので、今年ももう12月。そして、ハンドボール界の師走恒例のイベントといえば全日本総合ハンドボール選手権大会です。
 この大会は、日本リーグのチームばかりでなく、クラブチーム日本一を決めるジャパンオープン大会の上位チームや、全日本学生選手権(インカレ)の上位チーム。そして時には、その年に目覚しい活躍をした高校生のチームなどが、日本協会の推薦を受けて出場してきます。まさしくチャンピオンシップトーナメントです。
 今年は地元愛知県での開催ということで、トヨタ車体ハンドボール部としても結果を出すために準備のピッチも上がってきています。
 
  決勝はNHKで全国放送。

 ハンドボールを始めた高校時代、なかなかトップレベルの試合を見ることができない地域だったため、この放送は貴重でした。
 1989年、90年の「大崎電気-湧永製薬」の決勝は高校時代のチームメイトと何度もビデオで見返した思い出があります。
 レベルの高さもさることながら、89年、男女アベック優勝と2連覇を果たした大崎電気の気迫。3連覇を阻止した90年湧永製薬の執念の戦い。
 そして、両者の振る舞いも。
 ハンドのことをまだまだ知らない少年の感覚と、同じ土俵で戦う選手になり、多くの試合を見てきた今の経験値でも、いろんな意味においてこの2試合が僕の中では「国内Best Fight」。

僕自身14回目となる今年の全日本総合。
自分の中での「Best Fight」を塗り替るべく、今日もトレーニングしていきます。

全日本総合ハンドボール選手権 詳細ページ

 

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2006/11/29

11月

 長らく更新できずにごめんなさい。11月5日の福岡県久留米市で北陸電力戦の後は、なかなか頭の中がうまくまとまらず、何を書こうか考えているうちに、JAPAN CUPや全日本インカレなどのイベントに心奪われ、日々の生活やトレーニングに勤しむなかで、時事ネタはどんどん過去へと・・・。
 通常、ブログというものは、日々の出来事を綴っていくものでありますが、更新頻度が非常に低い僕のブログでは、常套手段となりつつある「過去ネタを一つ一つ拾っていく」ということをまた今回もしたいと思います。
 「虫を見て、木も見て、森も見て」という気持ちではいますが、実際には、新学期直前まで宿題をやらなかった小学生状態ですね。

 さて、さかのぼること約1ヶ月前。11月4日に長崎県佐世保市で行われた大崎電気戦からです。この試合は出だしから大崎ペース。前半中盤に連続得点を許し、7-13と6点差まで開きました。そこからトヨタ車体も北出、門山で追い上げ、前半を12-14。後半に入り、トヨタ車体は退場者を4連続で出してしまいます。一時コートプレーヤーが3人になるなどし、その間に大崎は5連続得点。その後も失点を許し、点差は離れて23-35で試合終了。
 この試合は、トヨタ車体にとっても大崎にとっても重要な試合。非常に悔しい敗戦でした。

 話し合いを行い、気持ちを切り替えて臨んだ翌5日の北陸電力戦。スタートからスピードにのった攻防を展開し、得点を重ねていきます。後半もペースが落ちることなく攻め続け、トータル46-18。
 この2日間は個人的にもチームとしてもいろんなことを考えた時間だったと思います。

 そして、日本リーグは、しばしブレイクへ。
 香川・門山両選手は12月にカタールのドーハで行われるアジア大会メンバーに選ばれ、また、崎前・鶴谷・木下の3選手はJHL選抜に選ばれて、日本代表とともにJAPAN CUP(10日~12日、大阪)に出場しました。11日に観戦しましたが、トヨタ車体メンバー達は、それぞれに自分の力を発揮していたと思います。日本代表も順調にきているように感じました。
 大会後、「ジャクソン香川」、「活火山!門山」を含む日本代表は、クロアチア遠征へと。
 12月のアジア大会でいい成績が出ることを期待しています。

 翌週、16日からは名古屋で全日本学生ハンドボール選手権が行われました。
 僕は母校の日体大を応援するために3日間観戦。
 日体大男子ハンドボール部は、僕の恩師である松井幸嗣監督が、男子部監督に就任して以来の過去19年間で14回決勝に進出しています。うち優勝8回、準優勝6回。リーグ戦で勝つことができなかった年でもインカレには勝負強さを発揮してくることから「松井マジック」と呼ばれ、今年は松井先生自身20回目という節目の年です。
 今インカレは、下級生らに注目が集まりましたが、最後のインカレになる4年生が勝負所で踏ん張りました。トップDFの宮迫君、センターバック千々波君、GKの東君のDFセンターラインがチームを鼓舞し、ピンチを救っていました。
 決勝戦は延長戦へ。延長後半に得意の速攻で早稲田大を突き放し優勝。
“日体大ハンドボール部の皆様、優勝おめでとうございます!!”

 大学時代、これといって特徴がなかった僕をトップDFに導いてくれたのが松井先生です。走ること、速攻、トップDF、シュートのイロハ、スカイプレー、チームワーク、そして、見ている人が面白いと感じるハンドボールを意識することを教えていただきました。
 そして今回もまた、日体大の頑張りから、大いなる刺激をもらいましたね。
 
 この結果を受けて、12月の全日本総合でトヨタ車体は、12月21日愛知県体育館においてHC秋田と早稲田大との勝者と対戦することになります。

 トヨタ車体ハンドボール部は全日本総合選手権に向けての準備として、トレーニングマッチを行います。場所はトヨタ車体吉原工場体育館です。
 12月1日(金)午後~豊田合成、湧永製薬
 12月2日(土)午後~湧永製薬、ホンダ
 12月3日(日)午前~湧永製薬、ホンダ
 見学は自由です。興味のある方は是非、体育館にお越しください。

 JHL結果
トヨタ車体23(12-14・11-21)35大崎電気
トヨタ車体46(24- 8・22-10)18北陸電力

 

| | コメント (17) | トラックバック (0)

2006/11/01

試合報告4

 報告が大変遅れてしまいましたが、11月1日現在、トヨタ車体は7勝4敗で4位につけています。
 10月15日に大分での大同特殊鋼戦は、1200人を越える観衆のもと、DJ.NAVEさんの軽快なアナウンス、実況の中で行なわれました。
 試合は前半に大同の攻撃を守りきれず、攻撃のミスからの速攻で離され14点のビハインド。前半20分過ぎから3-2-1DFにシステム変更。GK木下がセーブし、攻撃も持ち味の早い展開から門山、香川、野村、藤田らが持ち込んで勝負しましたが、前半の点差は大きく、トータル30‐42。前半の攻防が悔やまれる戦いでした。
 
 18日は、豊田市でトヨタ自動車との対戦。試合が行なわれた豊田市体育館の横には、来年の秋に行なわれる北京オリンピックアジア予選会場となる大きな新体育館が建設中でありました。
 試合は、佐々木剛や田中秀樹、門山、鶴谷らの若手の活躍で、トヨタ自動車を突き放して、42-23で勝利。
 
 続く22日に佐賀でのトヨタ紡織九州戦。前回はホームで逆転勝ちした相手であり、上位に割って入るには、負けられない相手です。
 試合開始からトヨタ紡織九州は、いつもの3-2-1DFではなく、6-0DFを仕掛けてきました。序盤、トヨタ車体は、攻撃でミスを連発、相手の速攻を何度も食らってしまい、前半20分過ぎには、4-14と10点のビハインド。
 そこから、トヨタ車体はDFを3-2-1DFに変更し、追い上げを図ります。前半終了までにDFからの速攻などで12-16と4点差に詰め寄ります。
 後半も追い上げ続け、門山、崎前を中心に2点差まで詰めますが、トヨタ紡織九州も粘りリードを保ちつづけ、結局31-33で試合終了。痛い黒星となりました。

 28日は愛知県稲沢市で豊田合成戦。トヨタ車体がリードし、試合が進みますが、豊田合成も佐藤選手や、原選手の巧打で対抗。しかし、好調の崎前や竹下→小沢のスカイプレーなどで、突き放し44-26で勝ちました。

 今週末は、4日(土)に長崎県佐世保市で大崎電気と、5(日)に福岡県久留米市で北陸電力と対戦します。今週の試合の後は、アジア大会や全日本総合選手権などがあり、日本リーグがブレイクとなります。再開は来年2月10日のホンダ戦です。
 大事な2連戦です。トレーニングしてきたことをしっかりと発揮し、結果を残したいと思います。

トヨタ車体30(10-24・20-18)42大同特殊鋼
トヨタ車体42(20-15・22- 8)23トヨタ自動車
トヨタ車体31(12-16・19-17)33トヨタ紡織九州
トヨタ車体44(22-14・22-12)26豊田合成

 

| | コメント (30) | トラックバック (0)

2006/10/10

試合報告3

 トヨタ車体ハンドボール部は、9月30日に行なわれた。福岡でのホンダ熊本戦に勝利して、現在5勝2敗となり、4位に位置しています。
 ホンダ熊本戦は、チームとして目指している形に近い内容で試合をすることができたと思います。今週は15日(日)の大同特殊鋼戦、18日(水)のトヨタ自動車戦、22日(日)のトヨタ紡織九州戦と試合が続きますので、しっかりと次につなげていけるように戦っていきたいと思います。

 国体ブレイク中は、大阪体育大学とのトレーニングマッチを行い、それらの試合に向けての準備をおこないました。

 このブログにコメントをくださるDJ.NAVEさんは、昨年、FM大分の自身の番組である「GMO」(グットモーニング大分)で日本リーグの宣伝をしていただき、今年もまた、番組の中で、大同特殊鋼の末松選手と大田選手。そして、トヨタ車体の野村選手と門山選手のインタビューを行なってくださっています。
 また、「ラジバカボイス」というボイスブログの中でも、「トヨタ車体特集」と銘打って、スタッフ、選手達に取材を行なってくださっています。声だけではなく、トヨタ車体応援団のエールまで編集されて入っています。是非、こちらをチェックしてみてください。

   「ラジバカボイス」 トヨタ車体特集
       第1弾  酒巻監督
       第2弾  香川将之  近藤裕  長谷川聖
       第3弾  安藤聡   藤田聖史
       第4弾  野村広明  辻 昇一
車体特集延長戦  崎前博章 小沢勝利
 
 そして、今年はNAVEさんの念願叶ってコートDJを行なうとのこと。大分県ハンドボール協会の方々と共に、試合に向けて、様々な準備をしていただいているようです。
僕達もいい試合ができるように足元を見つめ、いい準備をしていきたいと思います。

トヨタ車体49(24-15・25-12)27ホンダ熊本
 *チーム1試合内最多得点 49 日本リーグ記録更新
   1試合両軍合計最多得点 76  日本リーグ記録タイ

 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006/09/26

試合報告2

6cfe  トヨタ車体ハンドボール部は、リーグ第4週を終わって、4勝2敗勝ち点8で4位につけています。
 9月18日に地元刈谷市体育館で行なわれた北陸電力戦は、前半10分過ぎまで一進一退が続きましたが、崎前の3連取、北出、門山などの得点で抜け出し、前半を20-13で折り返します。後半もペースを維持し、好調の鶴谷、藤田、そして清水の突進やスーパーロングで突き放し、トータル41-26で勝利しました。

 翌週の23、24日は、北陸地方での2連戦。
 23日は、富山市でホンダと対戦。序盤は、トヨタ車体がリードしましたが、ホンダ谷口選手を軸に攻撃を展開され、逆転を許します。前半終盤に逆転しますが、終了直前に阿部選手にスカイプレーを決められて13-13。後半は、両GKの好セーブで膠着状態が続きましたが、ホンダに退場者が出たのをきっかけに、8連取して抜け出します。その後も香川・野村のコントロールでゲームを展開し、GK木下もノーマークシュートをセーブしてリードを保ち、32-26で勝利しました。

 続く24日は、新潟県柿崎市で湧永製薬と対戦。試合開始から湧永の攻撃が連続して決まり、0-3。トヨタ車体も野村のPTで得点し、その後は一進一退。湧永GK坪根選手にノーマークを阻まれますが、トヨタ車体も長谷川、田中秀樹が中心のDF陣が踏ん張り、前半を13-17で折り返します。
 後半も両チームとも持ち味を出して勝負しました。トヨタ車体は得意の早い展開から好調の崎前、鶴谷の両サイドで得点を重ね続けます。しかし、要所で湧永・東選手にミドルを決められて、点差が縮まりません。3点差、4点差の攻防が続きました。
 試合終盤の勢いやチャンスメイクはトヨタ車体にありましたが、追いつけず33-36で試合終了。
北陸シリーズは1勝1敗でした。

会場に応援に駆けつけてくださった皆様ありがとうございました。
今週末は、福岡でのホンダ熊本戦です。試合までいい準備をしていきたいと思います。

トヨタ車体41(20-13,21-13)26北陸電力
トヨタ車体32(13-13,19-13)26ホンダ
トヨタ車体33(13-17,20-19)36湧永製薬

P.S. トヨタ紡織九州戦の写真をマイフォトにアップしました。撮影及び写真提供者は、トヨタ車体CAE部の日吉里志さんです。
日吉さんありがとうございました!!
迫力ある写真の数々、ご覧ください。

 

| | コメント (12) | トラックバック (2)

2006/09/25

秋刀魚

 先日、平日に練習が休みになった。予定外であったが、週末の連戦と前日に行ったハードなストレングストレーニングによる身体的回復を見込んでのスタッフの計らいである。練習が休みといっても仕事もある上、雨の降るどんよりとした天気。
 しかし、いつもより早い帰宅ということで、睡眠が何よりも楽しみの自分にとってはこれ以上ないプレゼントであった。
 会社帰りに、なくなりかけていた洗剤を買うためにスーパーに寄ってみる。いつもお世話になっているスーパー。その日は珍しいものが並んでいた。それは、

「秋刀魚(さんま)の刺身」

 「秋刀魚」は僕にとっては、郷愁を感じる、そして、思い出深い魚。
 毎年、秋刀魚が店頭に並ぶのを見るにつけ、「ああ、(大好きな)夏が終わったんだな…」と、ちょっとした寂しさも感じたりする。

故郷から程近い福島県いわき市にある小名浜港は、新鮮で脂の乗ったおいしい秋刀魚が毎年、水揚げされる。

「秋刀魚の頭食う馬鹿、鰯(いわし)の頭食わぬ馬鹿」

 と両親に教えられ、おいしい秋刀魚とおいしい鰯を食べて育った日々。
かあちゃんが近所の人に、
「昇一は秋刀魚をすごぐきれいに食べんだよ。見てみらっし(みてごらん)。これ。あだま(頭)と骨しかねーばい(しかないでしょう)。」
と言っているのを聞いた小学生以来、焼き秋刀魚の食べ方に懲りだした。毎回、誰が見ているわけでもないのに、「秋刀魚をきれいに食べよう選手権」をひっそりと開催し、自分で自分に採点をくだすのである。
 また、親父や近所のおじちゃんは、秋口になると、割り箸を使って秋刀魚を3枚におろし、酢で身を洗って「秋刀魚の刺身」作ってくれた。脂の乗った小名浜の秋刀魚は、グルメ中のグルメであり、毎年この時期を楽しみにしていたものだった。

「秋刀魚が出ると按摩(あんま)が引っ込む」

 学生時代も、よく秋刀魚を食べた。安価で栄養価も高い。練習後や週末は誰彼ともなく隣のスーパーで一匹100円程の秋刀魚を買ってきては、まわりの迷惑を考えずに焼いたものである。秋刀魚の煙が合宿所に立ち込めると、「今日はあの部屋で飲むんだな」と始まりの狼煙(のろし)の如く、一人二人と集まってきては「下町のナポレオン」と共に、ハンドボール談義に華を咲かせた。
 同級生の奥秋亘、藤井周平(ともに元三景)、笹波重俊、茅場清、(ともに元ホンダ)、熊谷孝之、平井昌徳(現松橋高校)松田雄誠、小松茂、などの仲間達。そして森山透(元湧永製薬)や荒尾祐治(元大崎電気)峰隆史(元三景)、小波津周二(現神森中)、前原巧(沖縄教員)ら3年生も一緒になって秋刀魚をつつきながら、インカレ前に「ああじゃない。こうじゃない。」と・・・。
 「日本一連覇」を目指してハードな毎日を戦っていた。喧嘩もしたけど、真剣だったからゆえのこと。
 部屋っ子だった2年生の荻田圭君(大同特殊鋼GK)や新垣英之君(現那覇西高)豊田保君、田中将君(元三陽商会・ホンダ熊本・HC東京)らは大変だったことだろう。
 秋刀魚の煙は、彼らにとってはある種の「警報」だったかもしれない。みんなにいじられながらも、どんな時もニコニコ笑っていた彼らには、いつも助けられた。

そして、
ダントツの優勝候補といわれたチームは、決勝戦でまさかの大敗。

 先日、当時2年生だった田場裕也君が、フランス1部リーグ、ニームでのプロ生活を終え、沖縄にFC琉球というプロハンドボールチームを作ると記者発表した。日本ハンドボール界に新しい風を吹かせ続けてきた彼の決断。
 彼はハンドボールに対してどこまでも純粋な男。既成概念にとらわれない彼の発想と行動力は、多くの人に夢を与えるものがある。

秋刀魚は、その旨さだけにとどまらず、いろんなことを思い出させてくれた。

心身とも英気を養った秋の夜長。巡る音楽は、やっぱり、あの日の・・・スキャットマン・ジョン・・・

 

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2006/09/14

試合報告

964c 9月2日に開幕した日本リーグ。トヨタ車体は3試合を終え、2勝1敗で3位につけています。
 開幕は地元刈谷での、トヨタ紡織九州戦。前半3点ビハインドで折り返し、後半に5点差まで拡がりましたが、ホームの大声援を背に受け、流れを引き戻し逆転。その後も攻めつづけ36対31で勝利しました。
 この日は、ホーム初見参だった「活火山からマグマとともに飛び出した“NEWゴジラ”門山哲也選手」と「数々の逆境から必ず這い上がってきた男“和製ゾンバ”(クロアチア代表右サイド)こと小沢勝利選手」が大活躍。2人の活躍はチームに勢いを与えてくれました。

 9月9日、10日は高知での2連戦。前日に高知東高校でトレーニングを行い、トレーニング後は酒巻監督と若手選手が高知東高校のハンドボール部を指導。9日の午前中には酒巻監督と野村選手が高知県の中高生たちにハンドボール指導を行なっていました。
 豊田合成との試合は、佐々木選手や安藤選手らのフローター人が相手DFを突破。怪我から復帰した鶴谷選手もコートを駆け巡り復活をアピール。左サイドの竹下・崎前両選手も確実にゴールを決め、39対19と快勝しました。

 翌日は、大崎電気との試合。前半はトヨタ車体の攻撃で点が伸びませんでしたが、6-0DFが機能し、GK田平選手もファインセーブを連発。10対13点ビハインドで折り返します。後半に入り、攻撃が効果的に決まりだし、後半17分に香川選手のシュートで同点に。しかし、ここから大崎は3連取。一進一退の攻防が続き、残り1分トヨタ車体が2連取し、1点差まで追い上げますが、ここでタイムアップ。27対28。

 この3試合に共通することは、後半に爆発的な時間帯が作れていることです。継続して行なってきた様々なフィジカルトレーニングの成果が表れているのだと思います。

 9月は残り4試合。10月も11月上旬までの6試合。アジア大会ブレイクまでの10試合が非常に重要な戦いになるでしょう。
 日々、いい準備をしていきたいと思います。

トヨタ車体36(15-18・21-13)31トヨタ紡織九州
トヨタ車体39(20-12・19- 7)19豊田合成
トヨタ車体27(10-13・17-15)28大崎電気

 

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2006/09/01

第31回日本ハンドボールリーグ開幕

明日9月2日から日本リーグが開幕します。トヨタ車体ハンドボール部スコウレルズ全員一丸となって戦っていきたいと思います。
以下、リーグ日程です。ご声援よろしくお願い致します。

9/02(土)愛知 刈谷市体育館
15:00~ トヨタ車体 ×トヨタ紡織九州

9/09(土)高知 高知県民体育館
13:00~ トヨタ車体 ×  豊田合成 

9/10(日)高知 高知県民体育館
15:00~  大崎電気  × トヨタ車体 

9/18(月)愛知 刈谷市体育館
18:30~ トヨタ車体 ×  北陸電力 

9/23(土)富山 富山県総合体育センター
15:00~  ホ ン ダ  × トヨタ車体 

9/24(日)新潟 上越市柿崎総合体育館
14:30~  湧永製薬  × トヨタ車体 

9/30(土)福岡 福岡市民体育館
16:00~ ホンダ熊本 × トヨタ車体 

10/15(日)大分 大分県立総合体育館
14:10~ 大同特殊鋼 × トヨタ車体 

10/18(水)愛知 豊田市体育館
18:30~ トヨタ車体 × トヨタ自動車

10/22(日)佐賀 トヨタ紡織九州クレインアリーナ
14:00~トヨタ紡織九州× トヨタ車体 

10/28(土)愛知 豊田合成㈱健康管理センター
14:00~  豊田合成  × トヨタ車体 

11/04(土)長崎 佐世保市体育文化館
15:00~ トヨタ車体 ×  大崎電気 

11/05(日)福岡 久留米総合スポーツセンター体育館
13:00~  北陸電力  × トヨタ車体 

2/10(土)愛知 東海市民体育館
13:00~ トヨタ車体 ×  ホ ン ダ 

2/17(土)宮崎 小林市市民体育館
18:00~ トヨタ車体 ×  湧永製薬 

2/24(土)愛知 知立市福祉体育館
13:00~ トヨタ車体 × ホンダ熊本 

2/25(日)愛知 知立市福祉体育館
13:00~ トヨタ車体 × 大同特殊鋼 

3/03(土)愛知 三好公園総合体育館
15:00~ トヨタ自動車 × トヨタ車体

【第31回日本ハンドボールリーグ ANA CUP プレーオフ】
           (レギュラーシーズン上位4チーム出場)
3/17(土)~3/18(日)東京 駒沢体育館

 

| | コメント (33) | トラックバック (1)

2006/08/13

4th Training camp

8月14日~19日までトレーニングキャンプを行う予定です。9月2日のトヨタ紡織九州戦(刈谷市)から始まる日本リーグに向けてしっかり準備していきたいと思います。

以下、大まかな予定です。日程は変更することもありますので、見学予定の方は、見学予定日を僕の方にメールでお知らせいただければ前日には詳細な予定はお知らせすることができると思います。
E-mail charlie18@nifty.com
体育館は非常に暑いですので、見学される方はできるだけ涼しい格好でお越しください。

14日(月)  9時~ミーティング
      9時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)
      15時~ミーティング
      15時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)

15日(火)  9時~ミーティング
      9時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)
      15時30分~ストレングストレ(富士松工場ウェイト場)

16日(水)  9時~ミーティング
      9時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)
      15時~ミーティング
      15時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)

17日(木)  9時~ミーティング
      9時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)
      15時~ミーティング
      15時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)

18日(金)  9時~ミーティング
      9時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)
      15時~ミーティング
      15時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)

19日(土)  9時~ミーティング
      9時30分~ハンドボールトレ(吉原工場体育館)
      15時~ストレングストレ(富士松工場ウェイト場)

 

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2006/08/06

コメントについて

僕のブログにコメントしてくださった皆様ありがとうございます。
実は7月上旬より、僕のPCからコメントが送れない状態が続いております。(よって小沢さんからの返事も預かり中です)
いろいろ解決策を試みているのですが、なかなかうまくいかずにいます。コメントは必ず返しますので、しばしお待ちいただければと思います。

皆さんからはコメントが届いていますので、なんらかの設定違いだとは思うのですが・・・。
なんでかな・・・?

p.s. ぽっちゃり系Gkさんへ
シカトなんかしていませんので、ご安心を。
今回は、見かけなかったと思うんだけどな・・・。
また、今度ね!!

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/08/02

全日本実業団選手権

 7月30日に今年の実業団選手権が終わり、優勝は大同特殊鋼。トヨタ車体は、5-6位決定戦にまわり、結果は6位。
 チームは、毎日ハードにトレーニングに打ち込んできたし、状態も悪くなかった。ある程度、手ごたえをつかんで佐賀へと乗り込んだはずだった。
 しかし、「ゲームは生もの」。足りないものもたくさんあったのだろう。
 結果は残せなかった。
 
 9月から始まる日本リーグで結果を残す為に課題を修正し、しっかり準備していく。
勝つことは簡単ではないが、現実を受け止めながらも、前を向いて進んでいきたい。
  
 全日本実業団選手権・結果
トヨタ車体36(20-10、16-10)20ホンダ熊本
トヨタ車体28(15-14、13-18)32湧永製薬
トヨタ車体29(18-13、11-18)31ホンダ


8月は14日~19日まで、トヨタ車体吉原工場の体育館等でトレーニングキャンプを行なう予定です。
見学希望の方は、僕の方にメールで連絡をいただければと思います。
見学予定日のトレーニング時間をお伝えしたいと思います。
E-mail charlie18@nifty.com

*お知らせ
 ハンドボールを応援していれているミュージシャンの熊野秀樹君のライブが、8月10日(木曜)19時30分頃~渋谷PLUGというライブハウスで行なわれます。
お近くで、興味のある方は是非、足を運んでみてください。
渋谷PLUGアドレス
http://www.shibuya-plug.tv/
渋谷PLUG
住所 東京都渋谷区神南1-23-13-B2
TEL/03-5428-9188
チケット予約 kumano@happyface55.jp

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006/07/18

3rd training camp終了

 7月に入り、うだるような暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?またまた久しぶりの更新になってしまいましたが・・・そんな中、トヨタ車体ハンドボール部は、7月11日から16日まで、今シーズン3度目のトレーニングキャンプを行いました。前回、前々回はこのブログで練習日程を告知させていただきましたが、今回は事後報告となってしまいますね。
 特に非公開にするようなこともありませんので、ただ単に、僕の怠慢ということでご理解いただければと思います。合宿見学を楽しみにされていた方々、ごめんなさい。
 8月にもトレーニングキャンプは練習計画に入っていますので、その時は、またアナウンスさせていただきます。

 全日本紋別合宿から帰ってきたキャプテン香川、ポーランドでの世界学生選手権で一暴れしてきたルーキー門山も合流、そして、6月下旬からトヨタ車体に移籍してきた元湧永製薬のベテラン左腕「小沢勝利」選手を加え、今回の内容は、かなり体力的にも精神的にも追い込んだものとなりました。
 連日30℃をゆうに越える中でのハードなトレーニング。ハンドボール、目の前の相手、暑さとの戦いであり、そんな中で、戦術の理解、遂行、反省などを繰り返し行いました。
 
 トレーニングも終盤に入っていくと疲労や自分との戦いへと移行していくもので、僕なんかは、ある種の開き直りのような、自分のリミッターを外していくような感覚になっていくんですね。でも大抵そういう時は、よく身体が動いていて、プレーもよかったりするんです。
 
 人によって体の造りや特徴は違うし、速筋と遅筋の筋組成も違うから、それもプレースタイルに影響してくるんだろうけど。僕の場合は、筋肉の最大出力発揮までの立ち上がりが遅い。なおかつ、最大出力の値が低く爆発的な瞬発力が低いんです(要は力がなく、短距離走が遅い)。
 そのかわり、回数を重ねていく中で、急激な出力低下は少なく、持続力はある。今まで様々な検査やテストの結果もそういういった感じだったし、プレーする中でも感じるところもあるんだけど・・・。
 まあ、短距離を走るスプリンターよりマラソンランナーに近いといったイメージですね。試合がスタートしてガチンコでぶつかりあっている時には顔を出してこないけど、みんなが疲れだした終盤に顔が出始めるスロースターター・・・。
 とはいうものの、ハンドボールは選手交代が自由だから、全員がフル出場するというようなルールじゃないと意味がない。これを克服するために日々トレーニングをしているわけで、最近は、いろんな方法でこの欠点をカバーすることは少しずつできるようにはなってきたかな・・・と。ちなみに香川選手なんかは、この強度と時間の両方を高いレベルで行えるバランスのいいプレーヤーだと思います。

 話がそれて言い訳のようになってしまいましたが、何が言いたかったかというと、体力的に追い込んでいくことは、やっぱり大事で、それによっていろんな相乗効果も出てくることが多いのではないかということですね。
 そういった意味で、今回の合宿は、自分自身改めて、大事なことを感じることができたと思います。来週の実業団選手権に向けて、いい準備をしていきたいと思います。

 また、先にも軽く触れましたが、昨年まで湧永製薬でプレーしていた小沢さんがチームに合流しトレーニングに励んでいます。小沢さんは、日体大の先輩であり、しかも学生時代は合宿所の同じ部屋で2年間御世話になり、共に生活してき仲間です。小沢さんのことについては後に詳しく書きたいと思いますが、小沢さんの左腕は、トヨタ車体のハンドボールに一味違ったエッセンスと強烈なアクセントをつけてくれることでしょう。
 「経験豊富で勝負強いサウスポー」小沢勝利選手を応援よろしく御願いします!!

 

| | コメント (21) | トラックバック (1)

2006/06/23

(続)彼を知り己を知れば百戦して危うからず

 前回,皆様から多くのコメントを頂いており,驚愕・感激,そして只々恐縮しております。ありがとうございます。調子に乗って,また少し書かせていただきます。今回も“自分を知る”ということについてもう少し考えさせていただきます。お付き合いくだされば幸いに存じます。
 自分を知るといったとき,まず浮かぶのは自分の性格というものでしょう。性格というと“良い性格”“悪い性格”を考えがちですが,結論を急ぎますとそんなものはありません。ただ,その方の個性の一面なのです。また,人格(性格)心理学での性格の定義を簡単にいうと,
①ココロとカラダが一緒になってできている
②環境によって変化する
③行動や考え方に反映させるだけのもの
というものです。そこで我々が垣間見ることができる性格は③の行動や考え方なのです。
 小生も選手にスポーツメンタルトレーニングなるものをさせていただいておりますが,小生のところに来てくださる選手には了承を得た上で性格検査(パーソナリティテスト)をさせていただいております。ここで重要なことは,その選手がどんな性格なのかではなく,どのように考えて,行動する傾向があるかということについて選手自身に気づいていただくことです。つまり,考え方の癖・行動の癖を知っていただくことなのです。
 パーソナリティテストはたくさんあるのですが,小生は,エゴグラムというのを使います。きちんとした理論は他書に譲りますが,大雑把に言うと,我々の中には,5人の家族が住んでいて,TPO(時・場所・場面)に応じてその中の誰かが主導権を握って考え方を支配し,考え方や行動がパターン化しているというのです(←ちょっとややこしくてごめんなさい)。
 5人の家族とは,頑固オヤジ,優しいお母さん,大人の(冷静・分析的な)自分,ワンパク坊主,いい子ちゃんです。それぞれ,CP,NP,A,FC,ACと記号化されます。この5人を聞いて何か浮かびませんか?そうです,サザエさん一家です!CPは波平さん,NPはフネさん,Aはマスオさん,FCはカツオ君,ACはワカメちゃん・タラちゃんです。よく,サザエさんがいないと質問を受けますが,サザエさんは,波平さんといるときはワカメちゃんになり,フネさんといるときはカツオ君になり,マスオさんといるときはマスオさんになり,カツオ君といるときは波平さんになり,ワカメちゃんやタラちゃんといるときはフネさんになっています。つまり,サザエさんはTPOに応じて変化する自分自身なのです。このことを選手は“サザエさん理論”なんていってくれます。
 想像してみてください。この一投で勝敗が決まる7mスローで,どのように考えて投げますか?もしここで,波平さんで考えると(波平さんが出てくると),“必ず決めなければならない”と頑固に思うでしょう。ただでさえプレッシャーのかかっているときに,自分でさらにプレッシャーをかけてしまいますね。もしカツオ君なら“どうやって入れてやろうか”とか“どんな球投げてやろうか”とか“どこを狙ってやろうか”なんてワクワクしながら投げるでしょう(カツオ君がいたずらを考えるときの集中力は人間業ではありません;笑)。パフォーマンスを発揮するためには,どのように(誰で)考えて投げたらいいかわかりますよね。
 “サザエさん理論”の最大の特徴は,そのときの自分に気づき,さらに,その自分の思考や行動がうまくいっていないとわかったとき,よりパフォーマンスを発揮できる他の自分に変更をするということなのです。そのためにも普段から,いま,ここで,誰が出てきて,さらに誰で考えた方がパフォーマンスを発揮できるのか考えてみることが重要です。普段からできる,あるいは普段でしかできないメンタルトレーニングといえます。
 この考えに慣れてくると,練習でも使ってみるようにアドバイスさせてただいております。小生のおすすめは,波平さんと,マスオさんと,カツオ君を上手く使い分けて練習をしていただくことです。たとえば,練習メニューをこなすとき,練習の趣旨を理解した上で,まず,波平さんちょっとで厳しく,頑固に目標を立てます。その立てた目標をどのように達成するかついてカツオ君を出して遂行します。その結果(達成できたかどうか)についてよかった点,悪かった点になどマスオさんで分析します。その分析をもとに波平さんでまた次の目標を立てます。そして,カツオ君で遂行,その結果をマスオさんで分析…というようにして,練習をこなしていくことです。
 先日(といっても数ヶ月前ですが…),辻さんと飲むことができました。大人っぽくマスオさんで話そうとしたのですが,気づくとカツオ君になってしまいました。しかし辻さんは終始マスオさん(もしかするとフネさん?)でした。次の日,目が覚めると虚脱感と頭痛に襲われました(いわゆる二日酔いですね)。このときには“今日は飲まないぞ”と波平さんになっていましたが夜になると浪平さんはどこへやら,缶ビールに手を伸ばしていました。やはり,この行動もパターン化されているようです(決して意思が弱いわけではありません???笑)。
                             三村 覚

*辻より
国体愛知県予選結果
トヨタ車体26(15-14、11-18)32大同特殊鋼
応援に来て頂いた皆様、ありがとうございました。
7月の実業団選手権に向けて、真摯にトレーニングに打ち込んでいきたいと思います。今後とも応援よろしくお願い致します。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006/06/07

サマーキャンプ2006 in 福井

 「最近、事務的だ!」とご指摘を受けている僕のブログですが、またまたトレーニングキャンプのお知らせです。

 6月8日より福井県吉田郡永平寺町にある北陸電力体育館フレアにおいて、合同合宿が行なわれます。5日(月)より行なわれている全日本、U-21、U-23の合宿に、実業団チームも参加して行なわれます。トレーニングマッチ中心のハードな内容ですが、10日(土)の午前中には、地元の小学生・中学生を対象にハンドボール教室も行なわれる予定です。
 昨年も行われたこの大合宿。僕は直前に膝を怪我していまい参加できず、留守番でしたので非常に楽しみにしています。トヨタ車体にとっても、来週に行われる国体県予選、7月に行われる実業団選手権に向けて、多くの挑戦ができますので、実のあるものしたいと思います。

以下、日本協会HPによる合宿案内です。ご覧下さい。
http://www.handball.jp/national/2006/national_m_tre2sce.htm

P.S. 5月に行われました2nd Training campに見学に来て頂いた皆様ありがとうございました。また、いつでも自由に見学してください!!

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2006/05/26

練習内容変更!!

 アナウンスさせていただきました、内容に変更がありましたので、お知らせいたします。
 土曜日の午前中は、トヨタ自動車との合同トレーニングになります。
 また、28日日曜日は、終日、吉原工場体育館で愛知県高校女子のインターハイ予選が行われるそうで、ハンドボールトレーニングができなくなります。よって、トヨタ車体ハンドボール部はインターハイ予選の手伝いなどにまわることとなるようです。
 見学を予定されていた皆様、いきなりの予定変更の告知で、大変ご迷惑をおかけします。申し訳ございません。
上記の予定をご理解いただければと思います。

| | コメント (11) | トラックバック (1)

2006/05/24

2nd Training camp

 遅ればせながらではありますが、G.W.中のTraining campに見学に来てくださった皆様ありがとうございました。
 従業員の方々をはじめ、愛知県内の皆様、そして、福島、神奈川、奈良、長野の遠方よりお越しくださった皆様ありがとうございます。また、茨城から向かっていただいたのに見ることができなかった方には、説明不足でご迷惑をおかけしました。また、機会がありましたら、いつでもお越しください。トヨタ車体の練習はいつでも見学自由です。
 
 G.W.中のTraining campを終え、「ジャクソン香川」と「活火山!門山!!」の2人は全日本合宿に。他のメンバーも両選手負けじとトレーニングに没頭してまいりました。

 先週20日(土)のトレーニング後には、トヨタ車体の各クラブの応援をしてくださっている森田専務夫妻のご招待をうけ、盛大なバーベキューが行なわれました。
 今まで見たことのないような肉や魚、そして、おいしい料理の数々に、みんなで舌鼓をうち、今シーズンへの英気を養いました。

 会が一段落すると、恒例のコントタイム!!今回はアンディー、ツル、ゴロウの2年目トリオが見せてくれました。
“ゴロウの小芝居に、アンディーのボケ、そしてツルのツッコミ”
と、準備不足という割りにはなかなかの出来で、会を盛り上げてくれました。
 その様子をみて、黙っていられないのが、GK田平龍太郎選手。彼は、トヨタ車体の選手たちの細かい特徴を掴んだモノマネが得意です。
「祥二さんのバックステップ」
「北出さんの仕事風景」
「近藤さんの大同戦での一言」
「工藤副部長の話ぶり」…etc。
これが何回みても大爆笑。GK田平選手はレパートリーを増やすべく、今日も人間観察に余念がないことでしょう。

朝から用意してくださった、森田さんご夫妻、魚国総本社の方々、愛知教育大学ハンドボール部のみなさん、ありがとうございました!!

 ちょっと話は変わりますが、その日バーベキューが行なわれた場所から、徒歩数分のところで「世界バスケ」を目指すバスケ日本代表合宿が行なわれていました。
 会のあと僕はちょっと見学に。
日本で行なわれる世界選手権に向けて、2mの双子・竹内兄弟やイケメン五十嵐選手など売り出し中の日本バスケ。見ていて安心感があったのは、この合宿より復帰した36歳ベテランの折茂選手でしたね。
いろいろと勉強になった見学でした。佐古さんにもお会いしましたが、今年も現役で頑張るとのことです。また応援にいきます!

 さてさて、話は戻りまして。トヨタ車体ハンドボール部は今週末よりTraining campに入ります。スケジュールのアナウンスが遅くなってしまいましたが、興味のある方は是非、体育館へお越しください。
段階的に体力、戦術を作っていく大事な時期に行なわれるcampです。個人的には、1日1日を大事に取り組んでいきたいと思います。
6月に行なわれる福井合宿、国体の愛知県予選、そして7月の実業団選手権へ向けて、いいcampにしたいです。

以下、練習予定です。
27日、28日内容変更致しました。

26日(金) 9:00~ハンドボールトレ(トヨタ車体吉原工場体育館)
     15:30~ストレングストレ(トヨT車体富士松工場ウェイト場)
27日(土)10:00~トヨタ自動車Sunflowersとの合同トレ
                    (トヨタ車体吉原工場体育館)
      午後~ハンドボールトレ(同上)

28日(日) 愛知県高校女子インターハイ予選 手伝い                   
                    (トヨタ車体吉原工場体育館)
29日(月)10:00~ハンドボールトレ(トヨタ車体吉原工場体育館)
     15:30~ハンドボールトレ(同上)
30日(火)10:00~ハンドボールトレ(同上)
     14:30~ストレングストレ(トヨタ車体富士松工場ウェイト場)

気軽に自由に観てやってください。よろしくお願いします。
以下、吉原工場体育館の場所です。2月の全日本合宿案内の地図をお借りします。体育館案内だけご覧ください。
http://www.handball.jp/games/2005/12_asia_m/toyotabody.htm

 以下、富士松工場体育館の地図です。地図中赤い印の左側のグレーの場所が体育館です。
 ウェイト場は体育館の横にあります。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/01/12.471&el=137/02/23.264&scl=25000&bid=Mlink

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2006/05/03

Camp information

チームスタッフよりお知らせです!!

見学者の方々に、合宿の昼休憩時には、海外のゲームをビデオで見て頂こうと思っています。
例えば、女子:世界選手権決勝「ロシアvsルーマニア」
男子はチャンピオンズリーグ準決勝
「シューダット・レアルvsフレンスブルグ」あたりでどうでしょうか?

そのほかにも準備しようと思います。直近のビッグカードです。
是非、興味のある方は、気軽にいらしてください。


| | コメント (30) | トラックバック (0)

2006/04/27

Training camp in G.W.

 いろんな人から「早く更新して!!」とお叱りをうける今日この頃・・・。わかっていながらも筋肉の悲鳴を言い訳にして、時の流れに身を任せている次第であります。キーボードは叩けるはずなのに・・・。
お許しください  “Je suis désolé!!”

 さてさて今回は、トヨタ車体ハンドボール部の近況報告とお知らせをしたいと思います。
 3月の日本リーグ終了後は、チームとして休むことなく、プレーオフ出場を逃した悔しさを目の前にあるバーベルにぶつけました。それでも解消されないときには、ストップウォッチの中の時間と戦いながら、アスファルトを踏みつけ、黄砂に負けないほどの砂埃を巻き上げて、3月・4月を過ごしてまいりました。
 そして、未だ満たされることのないこの状況を、打破するべくG.W.中の5月2日より7日までトレーニング・キャンプに入ります。

 以下、練習予定です。

2日  9:30~ランニングトレ (トヨタ車体富士松工場北グランド)
   14:00~ストレングストレ(富士松工場体育館ウェイト場)
3日  9:30~ハンドボールトレ(トヨタ車体吉原工場体育館)
   15:00~ハンドボールトレ(同上)
4日  9:30~ハンドボールトレ(同上)
   15:00~ストレングストレ(富士松工場体育館ウェイト場)
5日  9:30~ハンドボールトレ(トヨタ車体吉原工場体育館)
   15:00~ハンドボールトレ(同上)
6日  9:30~ハンドボールトレ(同上)
   15:00~ハンドボールトレ(同上)
7日  9:30~ハンドボールトレ(同上)

 となっています。今回はトヨタ車体だけの合宿となりますが、3日~5日までは京都クラブの選手の方々も数名参加予定です。
 ハンドボールに興味のある方、トヨタ車体ハンドボール部に興味のある方、従業員の方々など、もし時間のある方は、是非、足を運んでみてください。
 様々な練習方法や選手達の日々の取り組みなどが見れると思います。
 僕達選手にとっても、大きな励みになります。気軽に自由に観てやってください。よろしくお願いします。
以下、吉原工場体育館の場所です。2月の全日本合宿案内の地図をお借りします。体育館案内だけご覧ください。
http://www.handball.jp/games/2005/12_asia_m/toyotabody.htm

 以下、富士松工場体育館の地図です。地図中赤い印の左側のグレーの場所が体育館です。
 ウェイト場は体育館の横にあります。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/01/12.471&el=137/02/23.264&scl=25000&bid=Mlink


| | コメント (12) | トラックバック (0)

2006/04/13

長谷川 聖選手

Hasegawa_s
 大変遅れましたが、新年度がスタートしました。トヨタ車体ハンドボール部は、昨シーズン終盤からチームに合流している門山哲也選手が正式にハンドボール部員となりました。
 学生時代から高いモチベーションで鍛えあげられた肉体と闘志むきだしの熱いプレー、そしてプレー以上に切れ味の鋭い「もみあげ」でファンのハートをガッチリつかむことでしょう。
 酒巻総監督には「活火山!門山!!」と早くもキャッチコピーも付けられて、チームのムードを盛り上げてくれています。トヨタ車体だけにとどまらず、日本を代表する選手となって、ガンガンいってくれることと思います。

 さて、またまた大変遅れてしまいましたが、4月2日に「ハセ」こと長谷川聖選手の結婚式が行なわれました。披露宴は、たくさんの参列者のもとで行なわれました。最初は緊張の面持ちだったハセでしたが、時間とともに幸せ一杯の感じはにじみでて、目尻は下がりっぱなし。
 ハンドボール部からの余興3連発で会は盛り上がり、特に、絶妙の漫才で喝采を浴びた香川とサキは、2次会でも即興・アドリブを交えた漫才を10分近くこなすという暴挙にでましたが、これまた好評で、新たな才能を開花させました。
 奥さんになられるカオリさんと共に洋装・和装をビシッと着こなすあたりはさすが!!やるときはやるハセらしい結婚式でした。
   “ハセ、カオリさん結婚おめでとうございます!!”
 結婚式・披露宴の様子は、トレーナーの山本さんのブログ「がんばれアスリート」でも紹介されていますので、そちらもご覧ください。

 というわけで、今回は長谷川聖選手を紹介したいと思います。ハセの小・中・高の友人の「兄さん」からメールでたくさんのハセ情報をいただきましたので、あわせながら紹介したいと思います。
 「兄さん」ありがとうございました!!

 実は、長谷川選手は、いろんな道を回りながらトヨタ車体ハンドボール部に入ってきた選手です。でも、新美君や北川君とはちょっと違う感じなんですね。
 三重県四日市市の出身で、小学校時代から身長が高くてちょっとした有名人だったハセは、中学からハンドを始めました。始めたきっかけは、兄の慶さんや従兄弟で大同特殊鋼でプレーしていた酒匂康二さんらの影響があったそうです。ちなみに同じ中学校の後輩にはホンダでがんばっている青山翼選手がいます。
 高校はお兄さんがいた強豪の四日市中央工業を選ばず、建築士を夢見て四日市高校に進学します。ハンドボール部は無名でしたが、キャプテンとしてチームを引っ張り、メンバーが足りないチームをなんとかしようと、先頭に立っていろんな人に声をかけて選手を集めていたといいます。
 そして高校卒業後、元全日本監督の蒲生さんにその体格と将来性を買われて中部大学に進学しました。同級生には現在ホンダ熊本でプレーしている櫛田選手がいますね。
 大学卒業後は、夢であった建築関係の仕事に就きましたが、なかなかうまくいかず退社。その後、空港で入国警備官として検疫の仕事をしていました。
 しかし「もう一度ハンドボールを一生懸命やってみたい」という想いが、トヨタ車体関係者に伝わり、6-0DFの真ん中を守れる選手を探していたトヨタ車体も「コレは…」という形でトヨタ車体ハンドボール部に入部することになったのです。
 膝の怪我などに悩まされることも続きましたが、持ち前の「素直さ」が成長を加速させ、身長193cm、体重95kgと大きくなった体、そして走れるポストマンとして、チームの中心ラインを任されていきます。
 前々回シーズンは5-1DF中心だったので試合にでる機会が減ってしまいましたが、昨シーズンはDFの柱、クイックスタート、OFとコンスタントに結果を出し、シュート成功率も81.3%と高確率で、早い展開を目指すトヨタ車体ハンドボールの屋台骨を支えました。
 年齢も28歳とこれからプレーヤーとして一番いい時期にはいっていくと思います。結婚もしましたし、今シーズンは、また一回り大きくなった長谷川選手がコートで見られることでしょう。

今シーズンは、あのキレキレのフェイントで暴れちゃってちょうだい!!


| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006/03/31

北川和行選手

Photo
 今日3月31日で、北川和行選手と新美美隆選手が現役を引退することとなりました。非常に残念な思いですが、彼等自身の決断であります。
 これからは、社業に専念することになります。
 以前、新美選手の件で書きましたが、北川選手も同様に、彼等2人は一般の社員としてトヨタ車体に入社し、ハンドボールへの情熱を見せ続けて入部が認められたガッツある2人です。ですから、これからの生活の中でも、その姿勢をいろんなところで発揮していくことだろうと思います。

 そこで今回は、「本当のイケメン」 ナッツこと北川和行選手のことを紹介したいと思います。
 北川選手は、入社8年目、そして日本リーグに登録されたのが5年前になります。それまでの3年間は、成形課のラインマンとして昼勤、夜勤をこなしながら、日本リーグでプレーすることを思い描き、寝る時間を削って一人でトレーニングを行い、空いた時間でハンドボール部の活動に参加していました。
 彼の純粋に頑張る姿に、当時のキャプテンだった角谷裕司君や岡部哲也監督、吉田聡コーチが後押しをし、入部を認めてもらえたそうです。
 北川選手は、長崎県の鹿町工業高校でハンドボールを始めました。鹿町工業は現在、高校ハンド界でもトップレベルの長崎県でベスト4に入る実力校だそうですか、彼曰く、「当時は、県大会の1回戦も勝てない高校でした。僕みたいな小さい選手がGKだったし、練習もなかなか・・・」と。
 実は、北川選手は、高校時代GKをしてたそうです。身長170センチの体では、GKとして日本リーグでは通用しないと、トヨタ車体に入って、自らコートプレーヤーに転向します。
 体が小さかったので、ウェイトトレーニングに意欲的に取り組んで体作りをし、角谷裕司君の様にテクニックで勝負したいと、スピンや逆スピンの習得にも時間を費やしました。その努力の甲斐あって、体はムエタイの選手を思わせる程であり、スピン・逆スピンシュートも、チーム内で一番器用に打つことが出来ます。僕もよく北川選手にスピンの指導やシュートのアドバイスを受けました。
  “日本リーグの通算得点は4点。通算アベレージは80%”
吉田さんは、「ナッツを試合に出すと必ず仕事をしてくる」と言っていましたね。

 酒巻総監督の下では、選手だけではなくチームの運営・分析・雑務もこなしてきました。ハンドボールの情報や理論・戦術についても貪欲に吸収しようとする姿勢は素晴らしく、僕らベテランの選手でも、北川選手の的確な理論アドバイスに助けられたことは数知れずあります。練習でも試合中でも、ナッツのアドバイスは、選手、チームを何度も救ってくれました。
 調子の悪い選手にスッと近づき、「こうしたらいい、ああしたらいい」と真剣に話しかけるナッツ。
 
 僕がナッツの存在を知ったのは大崎にいたときです。女の子のような可愛らしい風貌で今どきのイケメン風の彼が、トヨタ車体のベンチから、いつも大きな声で止むことなくチームを鼓舞していたのが印象的でした。実際に同じチームになってみると、その風貌からは想像できない芯のある意志力というか強さがあり、また九州男児らしい竹を割ったような性格で、みんなからも「ナッツ!ナッツさん!!」と慕われています。
 森達人前コーチも「あいつを見てると、人生気持ち次第でなんとでもなるって感じるんだよな」と言っていました。

 毎日の生活の中でも、できる限りの準備をしていく克己心。あくなき向上心。チームとしての集団の中で相互作用を生み出していく彼のコミュニケーション能力。そして信念。
 
ナッツのがんばりを知る人の多くが、彼からたくさんのことを教えられるのです。 

 新美選手同様、トヨタ車体ハンドボール部の歴史の中でも記憶に残っていくであろう2人のがんばりと情熱を心に刻み、僕達は来シーズンを戦っていきたいと思います。

新美どん。ナッツ。お疲れ様でした。これからも持ち前のガッツでがんばってください!!
来年は一緒に駒沢でまわろうな!!

Img_755275_28022213_0

| | コメント (7) | トラックバック (1)

2006/03/10

熊野秀樹君のひかり荘配信

本日3月10日PM7:00~PM11:30ごろまで、ミュージシャンの熊野秀樹君(元全日本Jrのサウスポーのポイントゲッター)とハンドボールライターの久保弘毅さんが、ひかり荘というインターネット配信で、ハンドボールのことやハンドボール応援歌などについてトークを繰り広げています。
時間のある方は、是非ご覧下さい。
以下をクリックし、ひかり荘の204号室をクリックしてみてください。
絶妙のトークが繰り広げられています。ハンドボールファンにはたまらない内容かもしれません!!
コメントをもとにした参加型の番組です。
http://mycasty.jp/kumanohideki/html/2006-02/02-28-282755.html
よろしく御願いします。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2006/03/06

2005年度シーズン終了

 トヨタ車体は5日(日曜日)のトヨタ紡織九州戦で今年度の全日程が終了しました。この試合の結果は、33-29で勝利することができました。
 愛知から応援に駆けつけてくれたトヨタ車体応援団の皆様、そして、東京、埼玉、広島、大分など遠方から観戦に来ていただいた皆様、ありがとうございました。

 今シーズンは、なかなか結果が出ない時期がありましたが、シーズン終盤にチームとしてやってきたことの成果が表れてきて、少しずつ結果にも結びついてきたと思います。
 来シーズンは、今年を上回る結果をだして、チームとしても個人的にも納得できる結果を残したいと思います。予定より早くのシーズン終了となりましたが、これは来シーズンに向けての僕達のアドバンテージだと考えて、また、明日から取り組んでいきたいと思います。
 
 今シーズン、従業員のみなさんをはじめ、応援して頂いたたくさんの方々、本当にありがとうございました。また、来シーズンもトヨタ車体ハンドボール部スコウレルズを宜しくお願い致します。

 

| | コメント (16) | トラックバック (2)

2006/02/28

熊本にて思う

 JHLリーグが世界選手権アジア予選のブレイクを終え再開。トヨタ車体は2月26日にホンダ技研熊本と熊本県水俣市で試合を行った。
 1月上旬にゲームを行ってから約2ヶ月弱、トヨタ車体はこのブレイクを利用して力を蓄えてきた。酒巻総監督が考える練習メニューは、休むことなく続く。ブレイク前ほどの練習時間はなくとも、内容はより一層密度の濃いものになり、毎日の疲労と充実感は練習時間に反比例していった。
 2月は、全日本と湧永との合同キャンプ。そして、アジア予選の動向。U-23との練習試合を経て、チーム全員がトレーニングだけではなく、いろんなことをそれぞれに考える、考えさせたれた時間であったと思う。
 プレーオフ出場の可能性はなくなってしまったが、トヨタ車体は残りの試合で結果を残しながら、来年を見据えた戦い、そして、以前から取り組んできたトヨタ車体の持ち味である「クイックスタート」と酒巻総監督が掲げる「スピードハンドボール」の理想を自分達のものにするべく取り組んできた。
 熊本でのホンダ熊本戦と佐賀でのトヨタ紡織九州戦を今シーズン最後のターゲットとして…。
 ホンダ熊本戦は36-29で勝利することができた。

 熊本県は、1997年にヨーロッパ以外で初めて、男子のハンドボール世界選手権が行われた場所である。
 90年代初頭、熊本県は2002年サッカーワールドカップ招致を見込んでいた。しかし、立候補するだけで数百億円と見込まれるスタジアム建設や招致に関わる様々な経費に、会場招致を断念した。
 当時の福島譲二熊本県知事は、1999年に開かれる熊本国体に向け、競技施設、環境の設備に努めていた。と同時に、国際化を目指して世界的スポーツイベントの招致を熱望していたのである。
 そこに「火の国熊本のお家芸」といえる「ハンドボール」に白羽の矢がたった。
 93年6月に熊本県と同ハンドボール協会が「熊本開催の立候補」を表明。福島知事は「10000人収容の大ドームを建設する」と発表した。
 94年のIHF総会での投票では史上始めての開催地決定投票が対立候補のエジプトとの間で行われたが、44対15で「日本・熊本開催」が決定されたのである。

 大会は史上最高の20万人を越える観衆を集めての大成功となった。それは、それまでの最高記録であったスウェーデン大会の2倍の数字だった。

 熊本を訪れるたび、いつも、熊本に住んでいる方たちのパワーに圧倒される。そして、みんな温かい。さすが「火の国」と呼ばれる場所だ。
 ハンドボールに対しては非常に情熱的で、各カテゴリーで日本をリードしてきた活躍は際立っている。
 日本リーグ男子のホンダ技研熊本。女子の大洋デパート(現在廃部)、以前は立石電機として活動していた現在のオムロン。高校界では、古くは済々黌(せいせいこう)や熊本市商(現千原台)、熊本女商、近年では熊本国府や九州学院、松橋高校など。中学界では松橋中や都呂々中など…。 
 そして、日本リーグで活躍する多くの熊本出身の選手達。
 そればかりでなく、県内の社会人リーグも活況のようだ。
 熊本県ハンドボール協会の方々などたくさんの関係者の長年の努力が「ハンドボール王国熊本」のそういった土台を作ってきたのだと思う。

 熊本世界選手権後の日本のハンドボールの状況を「アフター・熊本」という言葉でターニングポイントとされてきた。

 あれから10年。僕は今、当時一緒に世界を目指した仲間、吉田聡さんに助けてもらってトヨタ車体でプレーしている。その時の日本代表コーチで、僕にサイドシュートを一生懸命教えてくれていた酒巻さんが今はチームの総監督だ。
 僕の人生のターニングポイントとして「熊本」は外せない。

 トヨタ車体は、試合前日に、水俣高校ハンドボール部と一緒にハンドボールを楽しんだ。基本的な動きの重要性を教える内容だったが、彼らの目は輝き、身体的にしんどいフィジカルトレーニングも身体をブルブル震わせながらも楽しそうにこなしていた。
 「僕達は、高校から始めた者ばかりですが、今日のことをしっかり頭に叩き込んで、毎日練習していきたいと思います。」
最後に、水俣高校キャプテンが力強く言った一言がとても印象に残っている。

 2月に起きた様々な出来事。今回のたくさんの観客のもとでのゲーム。出会い。旧友との再会などの中で、“僕の「アフター・熊本」はまだまだこれから”と感じた今回の試合だった。


p.s. このブログに度々コメントくださっている工藤聡さんが、トリノオリンピックの写真を送ってくれました。
皆川選手と工藤さんの記事がありましたので、あわせてここで紹介したいと思います。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/gorin/news/20060227k0000m040053000c.html
torino1


| | コメント (12) | トラックバック (0)

2006/02/18

タイで戦う日本代表へ

残りの試合、おもいっきり戦ってきてください。
日の丸の誇りを胸に・・・。
応援しています。

このブログをご覧のみなさんへ

 前回の記事、「Camp in Toyota」のコメントに中で、現在アジア予選を戦っている香川選手が、コメントを残してくれています。
 また、ハンドボールの情報に精通しているMr.Xさんが、多くのコメント、叱咤激励を日本代表、そして、香川選手に送ってくれています。
 ご覧下さい。

| | コメント (30) | トラックバック (1)

2006/01/31

Camp in Toyota

 2月2日からトヨタ車体ハンドボール部は、トヨタ車体吉原工場の体育館で強化合宿に入ります。
 今回は4日(土)から、世界選手権のアジア予選を控えた全日本チームと、日本リーグの湧永製薬との合同トレーニングも行なわれます。スコウレルズからは香川将之選手が全日本チームに選ばれています。

 週末の主な予定は、
4日(土)
9:00~12:00、15:00~18:00 全日本チームトレーニング。
18:00~20:30 湧永製薬、トヨタ車体の合同トレーニング。
5日(日)
9:00~12:00 全日本チームトレーニング。
12:00~14:00 湧永製薬、トヨタ車体の合同トレ。
15:00~18:00 全日本、湧永製薬、トヨタ車体合同トレ
18:00~20:30 湧永製薬、トヨタ車体の合同トレ。
6日(月)
5日と同じスケジュール
 
 7日(火)も午前中に合同トレーニングが組まれています。午後はそれぞれにトレーニングを行い、8日に全日本チームは、タイで行なわれるアジア予選へと出発するそうです。
 トレーニングマッチ中心の内容となると思います。上記は予定ですので、若干の変更がある場合があります。その場合はご了承ください。
 
 アジア予選への仕上げの合宿となる全日本チーム。そして、日本リーグを戦う湧永製薬とトヨタ車体が一同に会する絶好の機会です。トヨタ車体としても、チームのビルドアップをこの合宿で図りたいと思います。

 ハンドボールをしている中学生や高校生、チビッ子ハンドボーラー、ハンドボールに興味のある方々、ファンの方々、みんなで全日本チームを応援しましょう!!香川選手への応援メッセージも募集中です。

 以下の日本協会のページに、体育館の住所、地図、見学の際の注意事項がかかれていますので、是非ご覧ください。
http://www.handball.jp/games/2005/12_asia_m/toyotabody.htm

| | コメント (49) | トラックバック (0)

2006/01/17

新美美隆選手

niimi_S
 今日は、先日結婚しました新美美隆選手について書きたいと思います。
 とその前に、先週行なわれた日本リーグの試合の話を、遅ればせながらしたいと思います。
日本リーグ16戦が、1月8日に近藤裕選手の地元である山口県周南市で行なわれました。1000人を超える観客の中での地元での試合に、近藤選手も気合いが入っていました。
 この試合、湧永製薬は、ベテラン小沢さん。フローターの古家選手。右サイドの浜本選手の堅実な仕事人3人を怪我などで欠く布陣。
 トヨタ車体は、来シーズン入部予定の日本大学のエースである門山選手を登録。全日本総合選手権のあとにチームに合流した門山選手は、恵まれた体格とハンドセンスで中学時代から将来を嘱望されてきたアタッカーです。

 試合は、香川選手のステップシュートで幕を開けます。前半は一進一退。前半の途中からルーキー門山選手もコートに立ちます。得意の身体を使ったカットインで湧永DFをこじ開けていきます。トヨタ車体は攻撃が効果的に機能し、リードする湧永についていく形で試合は推移しました。
 湧永も小藪選手とポスト山口選手を軸に、この試合スタメンに起用された新人フローターの小野選手と山中選手がのびのびとプレーして得点を重ねていきます。前半は湧永2点リードで折り返し。
 後半トヨタ車体は、DFで得点を許しても、持ち味としてきたクイックスタートで応戦。セットでも、同級生の山中・小野両選手に負けじと気をはいた鶴谷選手がこの日サイドから7得点と大活躍。エース野村・「ミスター・ストイック北出」の両選手のリードから門山選手も得点を重ね、必死に追いすがりました。
 終盤、退場などでピンチを迎えますが、GK田平選手がPTを要所でセーブし、チームを盛り上げます。残り25秒、DFでカットしたボールをルーキー門山が、気迫いっぱいにゴールへ叩きこみ同点で試合終了。

 刻々と変わる流れの中で、リードするチャンスはたくさんあったのですが、自分達の流れを長く続けることができなかったことが、反省として挙げられます。それでも、鶴谷選手を始め、ルーキー門山選手など若いパワーがチームに勢いをつけてくれた試合でした。
 2月末まで試合が空きますので、それぞれにレベルアップして、残りの試合をしっかり戦っていきたいと思います。

 さて、新美選手の話です。先日の14日土曜日に、新美美隆選手と久美子さんの結婚式が行なわれました。新美選手は、トヨタ車体入社9年目ですが、ハンドボール部の在籍は8年目になります。実は、彼は、日本リーグ選手では唯一と思われる専門学校卒業の選手であります。
 高校でハンドボールをしていた新美選手は、高校卒業後、名古屋の専門学校に進みました。地元の半田市でクラブチームの一員としてハンドボールを続け、一般の社員としてトヨタ車体に入社したのです。
 トヨタ車体を支えるプレス課のラインマンとして働いていた新美青年は、トヨタ車体ハンドボール部への想いをくすぶらせながら日々を過ごしていました。そして、ある日、自分の想いを当時の岡部哲也ハンドボール部監督に伝えます。
 それからは、職場に迷惑をかけないことを条件に、自分の参加できる時間を使って、ハンドボールの練習に参加しました。定時までの仕事や残業のあと、夜勤の前後など、他のハンドボール部員のように優遇されることはなくても、日本リーグでプレーすることを想い描きながら情熱を見せ続けました。そして1年後、頑張りが認められてハンドボール部への入部が許されます。
 通常はこういったことは有り得ない話です。しかし、当時のスタッフの考えや職場の理解、彼の想いが様々なハードルを乗り越える力となりました。
 線の細かった新見選手は、ウェイトトレーニングに積極的に取り組み、身体はどんどん大きくなっていきます。もともと筋肉の質が非常にいいタイプのようで、身体作りから始めた彼ですが、少しずつ日本リーグの選手達にもまれて成長していきました。右利きには難しい右サイドのポジションでレギュラーを目指し、DFでは45度を守れるようになり、今年はポストにも抜擢され、先日のホンダ熊本戦では、ポストとして活躍しました。

 僕から見た、新美選手のいいところは、練習中にベテラン選手やチームメイトに、いろいろ指摘されても、しっかり自分の意見を言い返すところです。それが、たとえ間違っていたり、検討違いなところがあっても、まずは、自分の意見をしっかり相手に伝えようとする意欲がある選手だと感じていました。
 話し合いの中で怒られても、次どうしたらいいのかを、その相手や他のチームメイトに臆せず話をできる選手であります。そして引きずらない!!
 スポーツ選手なら当たり前とおもうかもしれませんが、これがなかなか出来ない部分でもあるんですね。特に自分に否があると感じたり、相手が年上だったりするとだまってしまったりして、鵜呑みにすることもあるのですが、練習中に新美選手が食い下がる場面を良く見かけます。
 特に野村や北出、近藤といったあたりとよく言い合っていますね。逆を言えば、それができる人間関係ができているとも言えます。
 試合に出れない日が続いても、決して腐ることなく努力してきた新美選手。チームスポーツにおいて、こういう選手の存在は非常に大きいものです。

 結婚式は、大勢の参列者のもとで盛大に行なわれました。
 僕はトヨタ車体の選手の結婚式に初めて出席したのですが、とても楽しい会でした。式では、二人の生い立ちからのビデオが流され、半田のクラブチームの仲間や奥さんになられる久美子さんの同僚の方などがお祝いの言葉を述べ、スコウレルズからは、田中勝選手、田中秀樹選手、佐々木剛選手の余興と日体大OBによる「エッサッサ」で盛り上げました。
 最後の挨拶では感極まっていた新美選手。これから2人で幸せな家庭を築いていくことでしょう。そして、今まで以上にハンドボールに気合いが入ることと思います。

 結婚おめでとう!!

新美選手の了解を得たので結婚式の写真を、マイフォトにアップしています。ご覧ください。

| | コメント (14) | トラックバック (2)

2006/01/04

新年を迎えて

P10007271
 新年明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い致します。
 トヨタ車体ハンドボール部は12月31日、1月1日、2日と3日間の正月休みをもらい、それぞれに英気を養いながら、心身とも新たに3日の練習を迎えました。
 今年の僕のテーマは「結果」。日本リーグでプレーして11年目に入りますが、今年は、一日一日「結果」を残しながら、積み重ねて、チームとして個人として納得できる「結果」を残したいと思います。
 今年もトヨタ車体ハンドボール部スコウレルズをよろしく御願い致します。

 さてさて、僕の正月は、年末の楽しかった忘年会の後は、もうテレビ三昧。今年の年末年始は、今まで以上にテレビに釘付けの日々でした。
 31日の大晦日は、「K-1Dynamite」!!格闘技はどんどん新しい選手が出てくるので、見ていてもなかなか選手を覚えきれず、ついていくことができないので、世間を騒がす大一番以外集中してみることはなかったのですが…(その辺は「Azumaism」に任せるとして…)今年は、大学の同級生で一緒に授業や朝練習をしていたシドニーオリンピック銀メダリストの永田克彦君が、プロ転向後1戦目ということで注目していました。
 僕が学生当時の日体大レスリング部は非常に練習が厳しいものでした。ハンドボール部も一緒に朝練習に参加していた時期があったのですが、朝の練習内容とは思えないものを毎日欠かさずこなしていくレスリング部の連中の基礎体力のすごさ、練習のすごさ、そしてその世界でメダルをとる人間のすごさを若干でも肌で感じたことがあるだけに…永田君を応援するべくテレビにかじりつき一人鼻息を荒くしておりました。
 試合は、リトアニアの闘神・レミギウスとの対戦。ゴングとともにタックルを仕掛け主導権を握ります。途中ひざ蹴りやパンチをもらいましたが、得意のタックルで倒しては試合を優位に進め、見事初勝利!そして、兄でプロレスラーの永田裕志選手の決めポーズの「敬礼」で会場を沸かせました。
 98年のバンコクアジア大会の選手村で、僕が気分転換のためにサウナにいくと、ウィンドブレーカー上下を着込み、帽子をかぶり、1人体重と戦っていた永田君がいました。誰をも寄せ付けない殺気立った姿を思い出します。
 シドニーオリンピックでは、前評判は高くなかったものの、日本男子レスリングが続けてきたメダル獲得記録が途絶えそうになった危機を救った、彼の底力。
 日体大コーチだった佐藤 満さんの彼を評するコメントが僕の頭に残っています。

「きまじめなタイプだった。技術的なセンスはゼロ。ただ頑張るセンスがあった。」

 メダル獲得後、「周りの状況はかなり変わったよ。」と言っていた彼。北京五輪出場が厳しくなったことを理由にプロに転向。
 「この世界で世界一になりたい」
年の瀬に緩んだ僕の心に、これ以上ない刺激を与えてくれました。

 そして2006年の幕があけた元旦。今度は「スポーツNO.1決定戦」です。今回の番組には全日本ハンドボールチームのエース宮崎大輔選手が出場するということで、いつも戦っている相手、元チームメイトとして当然のごとく、より鼻息を荒くしてテレビの前に陣取りました。日頃から、彼の持っている身体能力はアスリートとしてバランスのとれたものだと感じています。
 ハンドボールは運動の3要素の「走る」「跳ぶ」「投げる」がバランスよく配置されており、宮崎選手はそのどれもが高いレベルで行うことができる選手です。試合中でも彼が「走って跳んで投げる」時には、一瞬、時間が止まると感じるときがあります。ですので、彼が力を発揮すれば、総合優勝もありえる話だなと思いながら見ていました。
 彼は、初めてトライする種目が行われていく中で、テクニック不足を補って余りある身体能力を見せつけ、見事逆転優勝!!
 僕は、この番組のプロである池谷直樹君(実は彼も大学の同級生である…面識はありませんが)を相手に得点争いを演じる彼よりも、「ハンドボールという競技を背負っている」という自負というか彼の姿勢に感銘しました。この年末年始に多くのアスリートがブラウン管に登場しましたが、彼ほどに「競技そのもの」を背負って登場した人はいないと思います。
 国民の多数が見るであろう元旦の5時間番組に「ハンドボール」という言葉が何度も連呼され、真剣な姿と時折見せる彼特有の「茶目っ気」が、ハンドボールを知らない人達に与える影響は大きかったことと思います。
 以前、この「スポーツマンNO.1決定戦」や「GET SPORTS」「筋肉番付」などを立ち上げた、ある放送作家の方(現在は離れているそうです)とお会いしたことがあるのですが、「ハンドボールはとても激しい競技だから興味はあるよ。マイナーと呼ばれる競技の選手達は、本当に一生懸命だし、番組の中でも真剣に取り組んでくれる。」と氏が言われていたのを思い出しました。
 「結果」をテーマに掲げた元旦に、「結果」と「姿勢」でハンド界の期待に答えた宮崎選手は、僕に、より一層の刺激を与えてくれました。

 2日3日は箱根駅伝。母校の日体大に期待しながらも、平塚潤監督と櫛部静二コーチが率いる城西大の動向を気にしながらの観戦となりました。3日の最終10区で日体大と城西大は奇しくも来年のシード権争いを演じていました。今回3回目の出場で、前々回19位、前回15位、今回はなんとしてもシード権獲得したい城西大は、アンカーの高岡選手が区間賞の走りで追い上げますが、あと50m差で11位。惜しくもシード権獲得はなりませんでした。
 10位と11位では天と地の差があるといわれる箱根駅伝。

 箱根駅伝の結果を見届け、練習に向かう途中にポストから取り出した年賀状。

 「今年4月から、教え子がトヨタ車体陸上部にお世話になります。よろしくね。」と平塚監督と櫛部コーチから…。

 ゼロから始まった平塚さん、櫛部さんの城西大陸上部の芽が、少しずついろんなところで花を咲かせようとしているんだなと思いながら、またも、大いなる刺激を受け、今年の初練習にむかったのでありました。


| | コメント (19) | トラックバック (1)

2005/12/27

12月

 久々のブログ更新です。いろんな方から、「更新がおそい」とか「ひっぱりすぎ・・・」、「長い・・・」とかいう意見をいただいておりまして・・・(笑)。
 更新しようと思いながらも、試合が続いていき、書こうとしていた内容が、僕の頭の中で、どんどん上書きされてしまって、結局、何も書かかないまま、試合だけが進んでいきましたので、今回は、12月の試合の内容をお知らせするとともに、僕が思うことを書いてみたいと思います。

 現在、トヨタ車体ハンドボール部スコウレルズの日本リーグの成績は、3勝1分11敗で6位という成績です。12月に入って、ホンダ熊本戦で勝利し、続く10日に岡崎市で行われた大同戦にその勢いをぶつけました。後半10分までに7点のリードを奪いましたが、僕の退場から流れが変わり、逆転負け。
 日頃から気をつけようとしていた退場で、逆の意味で流れを変えてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。今年一番の反省すべきシーンでした。
 この日は、僕達の試合の前に「HC東京」とトヨタ自動車の試合が組まれていました。その試合中、たった一人で太鼓をたたき、大声で歌をうたい、「HC東京」を鼓舞するサポーターがいました。
 初めてみるHC東京のグリムスタード(ノルウェー出身)のコート上での振る舞いやプレーも印象的でしたが、ハンドボール会場ではみることがない、サッカーの応援を取り入れた彼の純粋な「HC東京」への応援の姿はそれ以上に印象的でした。彼の応援をうけ「HC東京」は快勝。
 彼のようなサポーターが一人、二人、10人、100人、1000人、10000人となっていくことを想像していただけに、一昨日、発表された「HC東京・日本リーグ脱退」は、非常に残念です。
 「HC東京」は中村荷役、三陽商会の休廃部に伴い設立されたクラブチームです。「首都東京からハンドボールチームの火を消すな」の合言葉のもと、両チームの選手を中心に大崎電気、日新製鋼や三景でプレーしていた選手も加わり、恵まれた環境ではないものの、溢れる情熱でチームは戦い続けました。
 個人的に仲良くさせてもらっている泉 光介選手や西村英士コーチ、木村祐介キャプテンや小野 優選手など、彼らの熱い想いを感じていただけに・・・。
 残り4試合、熱い戦いをみせてくることと思います。

 次の日の11日に知立で行われたホンダ戦、トヨタ車体にとってはプレーオフ進出に向けて背水の陣でした。香川選手もこの試合に合わせ、膝の怪我から復帰し臨みましたが、試合は攻撃、ディフェンスともにホンダが上回り、34-24と10点差で負け、ホーム最終戦を飾ることができませんでした。
 この日、試合のハーフタイムで、知立ハンドボール教室の子供達がゲームをし、会場を盛り上げてくれました。高井先生のお誘いで子供達のウォーミングアップにおじゃまさせていただきましたが、みんなとても元気で、僕も圧倒されてしまうほど。
 マイフォトにアップ中の様子を載せていますので、是非、ご覧ください。

 12月18日は、野村選手の出身地である大分県で大崎戦。僕のブログに度々コメントしてくださっているFM大分のDJ.NAVEさんは、自身がパーソナリティーをつとめる「グットモーニング大分」という番組のなかで、試合の宣伝をしてくださりました。番組を聞いていたリスナーの方も会場に駆けつけてくれたようです。
 プレーオフ進出は厳しいものになりましたが、大分県立総合体育館は、昨年も試合をしたことがあり、トヨタ車体は会心のゲームで大同特殊鋼に勝った場所であるので、いいイメージをもって大分に乗り込みました。
 試合は、前半トヨタ車体の攻撃が効果的に機能し、1点リードで折り返し。後半の立ち上がりから大崎・宮崎選手の連続得点で逆転を許してしまいます。流れは大崎に傾き、最大9点差のリードをつけられましたが、トヨタ車体はDFを3-2-1DFに変更し、速攻で追い上げを図りました。そして、3点差まで追い上げたところでタイムアップ。
 この試合はトヨタ車体・野村選手と大崎・宮崎選手の大分出身の両エースが活躍し、会場に訪れた大分のファンのみなさんには、とてもおもしろいゲームだったことと思います。
 
 DJ.NAVEさんは、ハンドボール会場の運営に興味をもたれたようで、試合を見ながら、彼自身がコート上で試合を実況しながら、いろんな音楽をかけて盛り上げるといったことに想いをめぐらせたようです。
 ハンドボール経験者であり、話すことでハンドボールを伝えることができるDJ.NAVEさんは、貴重な存在であると思います。彼自身もこれから意欲的にハンドボールに関わっていきたいとのことです。
 いつもトヨタ車体のホームゲームを盛り上げてくださっている宇野アナウンサーらとともに、DJ.NAVEさんの実況がコートに響き渡る日がくるといいなと思います。
以下、DJ.NAVEさんの大分大会観戦記です。ぜひ、ご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kenmei2003kn/archives/50133754.html#comments

 21日から福井で全日本総合選手権が行なわれました。トヨタ車体は2回戦から登場です。
 2回戦の相手はインカレ優勝の筑波大。前日、インターハイ王者の興南高校を接戦で制してきた筑波大は去年もこの大会で対戦しました。試合は、前半にトヨタ車体のDFが筑波の攻撃をしっかり守り、速攻とセットOFで得点を重ねて20-8。後半はミスもありペースを落としますが33-21で勝利しました。
 準々決勝の相手は、先日ホームで10点差負けを喫したホンダ。立ち上がりからシュートが決まらず、DFでも失点し前半途中まで0-10と10点のビハインド。タイムアウトで落ち着きを取り戻し、前半終了までに猛チャージをかけて12-17で折り返します。
 後半はチーム全員が勝利への気持ちを全面にだして、ホンダにぶつかりました。流れは二転三転しましたが、勝負所でGK木下がセーブし、攻撃も得点を重ね続け、36-34で勝利。チームとしてやってきたことが、しっかりと発揮できた試合でした。
 準決勝の相手は、大崎電気。前半の20分まで一進一退が続きましたが、そこから連続失点。後半中盤までに10点差がつき、DFシステムを変更して追い上げを図りましたが、点差をつめることが出来ず31-40で終了。
 この日は、刈谷から大雪の福井へ応援団も駆けつけてくれて声援を送ってくださいました。トヨタ車体ハンドボールの歴史の中で、初のベスト4ということで関係者の方々は喜んでくれているそうです。
 
 長い年月をかけ、緩やかながらも着実に階段を上ってきたトヨタ車体ハンドボール部。来年は、今年以上の成績を残せるようにがんばっていきたいと思います。

 個人的には、今年1年いろんなことがありました。今までにない様々な経験をしたと思います。それらの経験を来年につなげていけるように日々精進していきたいと思います。
 また来年も「トヨタ車体ハンドボール部スコウレルズ」を宜しくお願いいたします。

P.S. 30日の練習のあと、名古屋で湧永製薬の杉山裕一選手、ホンダGKの四方篤選手、元全日本キャプテンで大同特殊鋼で活躍した現大同クラブの藤井孝志選手、スポーツイベント・ハンドボール誌の野村編集長と忘年会を行いました。 ハンドボールの過去、現在、未来のことをみんなで語りました。とてもたのしかったです。
 今年の締めくくりは、野村編集長が熱唱の「さだまさし」。
 貴重な歌声ありがとうございました。

それでは、みなさん、よいお年を!!
200512311653000


| | コメント (18) | トラックバック (0)

2005/12/03

彼を知り己を知れば百戦して危うからず

 みなさま初めまして,辻昇一ファンの一人のみむらといいます。現在学生で,ちょっとだけ心理学の勉強をしている者です。今回,辻さんから“競技の心理についてのトピックスを”ということで僭越ながら書かせていただいております。お付き合いくだされば幸いに存じます。
 辻さんと小生との出会いは,2001年の春です。当時小生は大学で助手の仕事をさせていただいており,その研究室の大学院生として辻さんがお見えになりました。
 氏の第一印象は,まじめ,頑固,大雑把な行動といったものだったと記憶しております。いろいろ話し,付き合っていくうちに同い年で誕生日が2日違い,さらに学部生のときに同じ寮にいてよく見ていたとか,都会的な風貌に反し実は田舎者だとか急に親近感を持つようになりました。さらに氏は,酒好き(かなり強い),肴には乾き物を好む,繊細などいろいろな印象が付加されていきました。
 当時のゼミ生(学部学生)と話をされたようで,学生から話を聞くと辻さんは男らしい,物事をよく考えている,優しい,大胆,など小生の中で辻情報が盛りだくさんとなっていきました。
 おそらく,辻さんについての印象をみなさまもそれぞれお持ちでしょう。さらに,辻昇一とはどんな選手なのか,これまでどんな賞を取ってきたのか,身長は,体重は,などと辻さんのデータを集めると天文学的なデータ数になるでしょう。
 と,まあ,辻さんを吊るし上げた形になってしまい恐縮ですが,これらには,みむらが辻さんと飲みにいくときに必要なデータも,そうでないデータも含まれています。一杯やろうというときに辻さんの最高球速なんて知っても“飲む”という目的に対しては必要なものとはいえません。
 昨今のスポーツ界では,対戦相手の情報は容易に沢山手に入れることができます。その情報のほとんどは試合に“勝つ”ための情報であるにもかかわらず,情報に振り回されてしまっている現実があります。情報を取捨選択しても,人間(特にアスリート)は常に完璧を求める傾向がある(あるいは欲張りな?)ため,集めた情報を全て使おうとします。そのとき例えば“優しいのに頑固”“繊細なのに大胆”などと矛盾した情報が入り混じってしまい,分析ができなくなり泥沼にはまっていくケースも少なくありません。
 ここで大切なのは,相手の分析を進める前に,誰がその情報を欲しているかです。つまり,どんな性質をもった自分(チーム)が相手に勝つためにはどんな情報が必要かということです。先にも書きましたが,相手の情報は過剰にあります。しかし,案外自分の情報ってよくわかっていないものです。自分はどんな場面に強いのか,確実に点の取れるプレーは何か,プレー中の癖,など自分について分析できれば,相手の過剰な情報から必要な情報だけ選択でき,勝つための分析が確実なものに近づいてきます。
 手始めに調子のいいときにはどんな言葉を吐き,どんなアクションを見せているのか,逆に調子の悪いときにはどんな行動を見せているのかを自己観察してみてください。そして,調子の悪いときには無理にでも調子のいいときのアクションをしてみてください。何かがちょっとだけ変わりますよ。

【三村 覚プロフィール】
1998 日本体育大学大学院体育科学研究科修了(体育科学)
      その後日本体育大学研究員を経て助手
2000 JOC強化本部医科学情報専門委員会科学サポート部門
                   メンタルマネジメント研究班スタッフ
2001~日本スポーツ心理学会認定
                  スポーツメンタルトレーニング指導士補
2003~国立スポーツ科学センタースポーツ科学部
                       心理学研究室 非常勤研究員
2005  日本大学大学院文学研究科心理学専攻
                      博士前期課程修了(心理学)
2005~日本大学大学院文学研究科心理学専攻
                      博士後期課程在学

*辻より
 今回はちょっと趣向をかえて、「みむらスポーツラボここだけの話」というカテゴリーで、三村覚さんにコラムを書いていただきました。三村さんは、僕と同じ歳ですが、先生でもあり、親友でもあります。
 彼自身は、とある県の短距離高校記録をもっていた程のアスリートでありましたが、大学卒業後、スポーツ心理学、生理心理学の研究と実践の道に進みました。そして、プロスポーツ選手から高校生まで、様々な競技のアスリートのメンタルサポートを実践しており、現在は、心理学の博士号をとるべく、日夜勉強に励んでいるとのこと。
 三村さんの話はいつも興味深いものが多く、気づかされることがたくさんありますので、このブログを読んでくださっている方々やハンドボールに携わっている方々にも、何かの参考になればと思いお願いした次第です。
 今後、定期的に「みむラボここだけの話」を載せていきたいと思います。三村さんに質問や要望などがありましたら、コメントしていただくか、僕の方にメールでお願いします。

| | コメント (37) | トラックバック (1)

2005/11/24

ベテラン

 トヨタ車体ハンドボール部は、12日の大崎電気戦(29-37)、19日の湧永製薬戦(23-24)の2試合を落とし、現在2勝1分け7敗で6位とプレーオフ出場に向けて1試合も落とせない状況になっています。
 埼玉での大崎戦は、僕が大崎を出てから、初めて埼玉で大崎との戦いだったので、仲間や親戚、両親、兄弟、以前ブログでも紹介した新潟の丸山先生一家も応援に駆けつけてくれました。
 しかし、試合開始からミスが多発し、点差をつけられてしまい、途中流れが来る場面もあったのですが、主導権は終始大崎に。
 なかなか点差を縮めることができず、8点差の敗戦となってしまいました。僕自身も自分の仕事がしっかりと出来ず、悔しい試合でした。

 知立での湧永戦は、前半、トヨタ車体の攻撃が効果的に機能しリードを奪いますが、湧永もテンポあるパス回しから「ベテランポスト」の山口さんにボールを集め、必死に食らいつきます。
 トヨタ車体はこの攻撃を守れず退場者を連発してしまいリードを広げることができずにいましたが、後半の中盤に速攻などで流れはトヨタ車体に傾き、残り10分でこの日最大の5点リードを奪いました。
 しかし、ここから粘る湧永はDFを固め、9分間で6連続得点。残り0秒で、野村選手のノータイムフリースローが決まりますが、「ポイントオーバー」と判断され、1点差の敗退。

 この湧永戦では、残り1分で僕に逆転のサイドシュートのチャンスがまわってきたのですが、湧永GK坪根選手にセーブされてしまいます。その直後、残り40秒で、今度は湧永の「ベテラン」小沢さんのミドルが決まり、これが決勝点。勝負所でのベテランの力の差が、試合結果に影響した形となりました。
 残り15分過ぎに出場した僕ですが、ベンチでこの日のサイドシュートに対しての湧永GK陣の対応をずっと見ていたので、頭の中で「自分が出て行ったらこう勝負しよう」とうイメージが出来上がっていました。
 そのおかげで、イメージどおりのプレーができていたのですが、最後のシュートの前は、「坪根はこうくるだろうから、裏の裏をいこう」とシュートより前にコースを決めてしまっていたのです。
 いつもは、GKの状態をみて変化するように心掛けているのですが、勝つことに必死で冷静さを失っていたのだと思います。
 最後のシュートチャンスが来て、頭の中で決めていたコースにシュートを打ちにいくとGK坪根は誘い込むように、そして、そのコースを待っていたかのような「1点捕り」。
 僕の得意なコースをあえて防ぐことをせず、「裏の裏」(要は表ですが・・・)のつもりだったコースだけを捕りにこられて、完全に僕の負け。
 試合を決定づける大事な場面だったので、決めておけば結果は違ったものになっていたかもしれません。
 
 ハンドボールでは、シュートの場面に限らず、DFでもパス1本でも、目に見えないところで様々な駆け引きが常に行われています。
 身体能力が高い選手や若い選手などはスピードやパワー、ボディーコントロールなどのフィジカル面にアドバンテージを持っているため、それを自分の長所とし勝負してきます。駆け引きを超越したところでプレーを行える魅力は素晴らしく、見ている人にもわかりやすく伝わるでしょう。
 しかし、人間の身体は、およそ25、6歳をピークに身体能力は少しずつ下降していくと言われています。もちろんトレーニングや栄養、メンテナンスによって低下の進度は押さえることはできますが、それでも緩やかに下降してしまうのは摂理です。
 選手としてはフィジカル、テクニック、メンタルが少しでも高い次元で融合できるように準備していきますが、チェスにも例えられるハンドボールの場合、経験から得る、「相手との間合い」、「駆け引き」、「相手の動きに対応する理論」なども重要な要素になってくるのです。
 
 チーム最年長となっても身体はまだまだ動くと自負していた僕も「ベテランと呼ばれる選手達の仕事は違うのだな・・・」と最近思うようになってきました。今年は今までとは違い試合途中からの出場が多く、「流れを変える」ことが自分の仕事になりますし・・・。

 「疲れの抜け」が年々遅くなっていくのを感じる中で、日本リーグで僕より年上の人達が「ベテラン」らしい活躍をしているのを見ると刺激になりますし、尊敬してしまいます。
 大崎電気では岩本真典選手に森本彰宏選手。大同の市原剛次選手。湧永製薬の山口修選手、小沢勝利選手、杉山裕一選手(33歳、市立岐阜商出身)。ホンダのGK四方篤選手。
 みんなそれぞれに自分らしさを生かしながらチームに貢献しています。

 そんなことを考えながら、見ていた高橋尚子選手(33歳、県立岐阜商出身)の東京国際女子マラソンでの走りとあのインタビュー・・・。
 「夢を持つことのすばらしさを伝えたい」
暗闇から這い上がった高橋選手の言葉だけに、響きました。

*お知らせ
このブログにも度々、コメントをしてくださるFM大分のDJ.NAVEさんの番組で12月18日の日本リーグ大分大会の宣伝をしてくださっています。番組の中で、酒巻総監督、野村選手、僕のインタビューが3日間にわたり放送されます。以下のページに詳細が書かれていますので、是非ご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/kenmei2003kn/archives/50105903.html

| | コメント (14) | トラックバック (1)

2005/11/07

大同特殊鋼戦・ホンダ戦

【大同特殊鋼戦】
 11月3日に東海市民体育館で大同特殊鋼と日本リーグの試合がありました。試合のあった東海市民体育館は、大同特殊鋼知多工場のすぐ近くにあるので、観客の8割は大同の応援という状況の中での試合でした。
 この試合、トヨタ車体は、野村・香川の両エースを怪我で出場することができず、代わりに新人・安藤聡選手が日本リーグ初スタメンとなりました。
 試合は、開始直後から大同に連続得点を許し苦しい展開になります。フローター陣が大同の3-2-1DFを必死に崩していきましたが、攻撃のミスから速攻を決められ前半は8-16と8点差をつけられてしまいます。
 後半に入ると、GK木下のセーブから速攻が決まりだし、流れがトヨタ車体に来る時間帯もあったのですが、前半のビハインドは大きく。21-30で負けてしまいました。
 新人の安藤・鶴谷両選手は5得点ずつ。GK木下もノーマークシュートを10本ぐらい止めてくれましたが、チーム全体で攻撃のミスが多く、ミスからの速攻を決められてしまうという流れが続き、相手を脅かすことはできませんでした。
 個人的には後半からの出場でしたが、DFにおいて、もっと積極的になる場面が必要だったなと感じます。また、「ゲームの流れを変えられる選手」としての質を高めなければいけません。
 チームとしての課題はわかっていますので、コート上で、きちんと発揮することが重要になります。

【ホンダ戦】
 翌々日の5日、愛知県半田市の半田市体育館でホンダと対戦しました。2勝5敗同士の対戦は、プレーオフに向けて僕達には負けられない戦いでした。
 昨年もこの体育館で、ホンダと対戦しましたが、その時は、のこり15秒で同点にされ「痛み分け」。結果的に、この引き分けが、後にトヨタ車体にとって大きく響き、プレーオフを逃すことにつながってしまった試合でした。
 この日は、野村・香川の両選手も怪我を押して出場し、野村選手は前半だけで9得点と大爆発。彼の活躍もあって15-12の3点リードで折り返します。
 ホンダもエース小倉選手が絶好調。得意のロングを何本も車体ゴールに叩き込みました。
 後半開始直後、僕達トヨタ車体は、この日最大の5点のリードをしますが、ホンダの連続得点で流れは変わり始めます。後半15分過ぎに逆転を許し、そこからはホンダの2点リードが続きました。
 しかし、このままでは終われないと、トヨタ車体もチーム全員でなんとか粘って、残り30秒に同点に追いつき試合終了。
 またも「痛み分け」となってしまいました。浮上のきっかけと掴みたかった試合だったので、痛い引き分けです…。
 しかし、今回は追いついての引き分けです。同じ轍を踏まないように、トヨタ車体としては、今後この引き分けが生きてくるような戦いをしていかなくてはなりません。
 この試合で、けが人も出たので、これからは総力戦になります。より一層、チーム一丸となって戦っていきます。

 今週土曜は、埼玉での大崎電気戦です。前回の借りを返すべく準備していきます。

 最後まで読んでいただいてありがとうございます。時間がある方は下記のクリックをお願い致します。「クリック募金」です。
 クリックひとつで、できることがあります。
 8社の協賛企業がありますので、最大1日8円の募金ができます。
 

| | コメント (20) | トラックバック (2)

2005/10/29

温故知新

 僕は、あまり流行にのるというほうではない。だからといって、やみくもに情報を遮断するようなこともない。何に対しても、情報のアンテナは高く上げておこうと、心掛けているつもりではある。
 最近は、TVやインターネット、雑誌、新聞などの様々な媒体で情報が氾濫し、流行のモノやコンテンツ、様々な出来事でも、にわかに湧いて出てきたかと思えば、知らず知らずのうちに消えていく。
 僕自身、毎日、TVの中のお笑い芸人に腹を抱え、風呂上りに見るニュースで、重大な事故・事件の真相に眉をひそめる日々だ。
 流行のトレンドや情報は、「自然発生的なもの」を除けば、大手広告代理店などが、綿密なリサーチに基づいて、仕掛けていく。多種多様な方法で、国民の感情を揺さぶり、「本当に良いモノ」「ニーズがあるモノ」「ビジネスとなるモノ」・・・est.をスポンサーの要望にあわせて、各媒体に売り込んでいくのだろう。事実それは、日本の経済市場の成長という意味においては、非常に大きな役割を担っている。
 情報が氾濫し、目まぐるしく変化していく日々の中で、物事の本質を捉えることは、難しくなっているなと感じる。
 まあ、本質といっても、その人の価値観の中で判断していくから、本質なんてものはないのかもしれないけど・・・。

 かなり話は脱線してしまったが、僕は、新しいモノを買うことが少ないかもしれない。洋服は古着屋で揃える事が多いし、年月がたって古くなったジーンズなんかはリメイクして穿くのが好きだ。
 車は10年以上前からずっと憧れていたものを、中古車屋さんで見つけたものだし、36回ローンで買った中古のバイクも、先日6回目の車検を終えたが、まだまだ元気に走っている。
 最近、仲間内でフリーマーケットに参加したが、僕の出品物は新しいものばかりだった。
 これじゃ、「こだわり好きの頑固オヤジ」になるのも時間の問題だが、何かを買う時、いつも僕の判断基準は、そのモノに「信念を感じるか」「月日が経っても、色あせることがないか」というところにある。
 「時代はくりかえす」といわれるが、「本当にいいもの」「信念があるもの」はなんであれ、時代の変遷に惑わされることなく残っていく。
 たとえ惑わされたとしても、再び評価を受け戻ってくると僕は思う。

 「日本のものづくり」の中心といわれるここ中部地方では、「2007年問題」がクローズアップされつつある。
 「2007年問題」とは、職人的な技術を持つ団塊の世代の多くの人達が2007年に定年を迎えることにより、ものづくりの水準の低下を懸念するものである。トヨタグループのある企業では、トヨタのシンボルである「初代カローラ」を若手技術者とベテラン技術者が一緒になって復刻に取り組んでいる。
 古くとも素晴らしい技術の継承を行うことで、新たな飛躍を目指すということに主眼を置いているからだ。
 前に進みながらも、基本を大事にして、そこに立ち返ることは、どの分野でも大事なことだと思う。

 ふと、湧永製薬GKの坪根敏宏君が、いつもプロフィールなどに、好きな言葉「温故知新」と書いていたのを思い出す。
   故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る。
 彼が成長を止めない理由がわかる気がした。

 トヨタ車体が、今、必死になって生産している「プリウス」は、数多くの研究者や技術者の強い信念が作った一品だと思う。新しい時代の後押しもあるが、後世に名を残す車だろう。
 その一方で、日本が世界に誇る名車、ホンダ製のバイク「スーパーカブ」は、古くから省エネという点では世界で抜きん出た存在であり、今、時代を越えて再び脚光を浴び始めた。日本を代表する匠の技がなしえたバイクだと思う。

 新しいモノだけがいい、古いものだけがいいということはない。大事なのは、新旧東西に関係なく適切に見極めることなのだろう。

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2005/10/20

トヨタ紡織九州戦

 更新が遅くなってすいません。トヨタ車体ハンドボール部は、先週の金曜日のトヨタ紡織九州戦で、2勝目を挙げることができました。
 平日の夜にも関わらず、たくさんの方が体育館に駆けつけてくれて、大応援をバックに、気合いの入った試合を展開しました。
 攻撃では、練習でやってきたことができていたと思うし、バックプレーヤーの香川や野村、北出、藤田、剛がしっかりとボールを展開することができたのが、よかったと思いますね。崎前や鶴谷も確率よくシュートを決めていましたし。
 DFでは、祥ニや長谷川が身体を張って守り、GK木下もトヨタ紡織選手達のシュートをかなりセーブしていました。
 この試合で、野村選手は通算500ゴールを達成!!
 試合前、野村と話をしながら「500点まで7点あるんですよ。微妙だな。」と彼。僕は「あれ?去年400ゴールで表彰されてなかったっけ?」と1年かからずに100ゴールを挙げたことに、ビックリしながら「俺が500点取るには、何年かかるだろう」とみんなで冗談を言い合ってました。
 彼自身もチームが勝ったうえで、地元で決めたかったことでしょう。リーグ運営委員で、国士舘大の先輩であり、トヨタ車体でも一緒にプレーした宮地哲也君からも「花束買ってあるんだけど」と若干のプレッシャーも試合前にかけられていましたが・・・。
 そのプレッシャーが効を奏したかどうかはわかりませんが、後半中盤までに6点を挙げ、試合時間も残り少なくなった終盤、難しい位置からの半ば強引なカットインでしたが、ゴール左上にねじ込み、見事500ゴール達成となりました。
 今回の試合も、膝や指などを負傷した直後でしたが、何とか間に合わせての記念ゴール。
まだまだ、これから上を目指して得点していくことでしょう。
 
 今週は国体のために、日本リーグがありません。金曜からは大阪体育大学との合同合宿に入ります。
 国体明けのリーグ戦に向けて、いい準備をしていきたいと思います。

 昨日、香川将之選手がコメントを寄せてくれました。出来る範囲で他の選手達もコメントしてくれると思いますので、僕の文章と関係ないことでも構いませんから、トヨタ車体のみんなにメッセージや聞きたいことがあれば、どんどんコメントしてくださいね。宜しくお願いします。

| | コメント (22) | トラックバック (1)

2005/10/11

様々な波の中で

P1000114
 先週の金曜と土曜の2日間、トヨタ車体ハンドボール部は強化合宿を行いました。その中で、地元国体を今月に控える「HC岡山」との試合も3試合おこない、フィジカルトレーニングとゲームという内容で、かなりハードなものでした。故障者も少しでましたが、チーム全体に少しずつ「勢い」がでてきたように感じました。
 僕個人的にも、かなり追い込むことのできた内容だったので、体の疲労と反比例して、気持ちの方は、今週金曜のトヨタ紡織九州戦に向けて「体の奥から自然と出てくる何か・・・」を感じます。試合までは数日あるので、心と体の「ピーク」を少しずつ高めていきたいと思います。

 日曜、月曜はひさしぶりの連休でした。名古屋で行われる大崎電気対大同特殊鋼の試合を見に行こうかと思っていましたが、先日、「F1日本GPのいい席があるんだけどいかない?」と、いつもお世話になっている寺田さんからのお誘いを受け、悩んだあげく・・・いい機会だな、なかなか見れるものではないし・・・ということで、日本リーグの首位決戦はビデオで確認することにし、ウン万円もする高級チケットを友達価格で譲り受けて、F1が行われる鈴鹿に向かいました。
 合宿で何度も訪れたことのある「HONDA」の体育館「ホンダアクティブランド」は、鈴鹿サーキットのすぐ横にあるので、いろんなエンジン音を聞きながら、ハンドボールの練習をしたことはあるのですが、実際にサーキットに入るのははじめてでした。
 愛知県にきてから、いろんなスポーツを見る機会が増えましたが、僕が他のスポーツをみる観点は、いつも「ハンドボールと、そして自分と、どこが違うのか?」ということに尽きます。それは、大会の運営や、競技の様々な側面、選手の質や魅力、ゲームの流れ、そして、そこから自分に何か得るものはないかということに集中して観ています。

 前日の予選では、地元での開催に気合の入る「HONDA」が2位。決勝での3stopのリスクがあるものの、燃料を減らし車体を軽くしてポールポジションを狙った「トヨタ」が1位。そして、地元鈴鹿での相性はいいが、来年の契約解除を先日言い渡された「B・A・R HONDA」の佐藤琢磨が5位と意地をみせ、来年の移籍先探しへのアピールの場として最高のスタート位置につけるなど、「ジャパンパワー」が上位に位置しました。
 途中から降り出した雨のために、上位勢がそろってぺースダウン。タイムが出ないことを読んだルノーやメルセデスは燃料満タンでの走行。決勝での読み合いは、推理小説を思わせる複雑な思惑が絡んだものとなりました。
 決勝は、「トヨタ」「ホンダ」のフロントロー(決勝ワンツースタート)に、16万5千人の観客の期待は高まりをみせ、サーキットは異様な盛り上がりをみせていました。
 僕が座っていた席は、ちょうど佐藤琢磨選手がスタートする横30mぐらいの位置だったので、彼の振舞いや表情などもみることができました。スタート前にTVのインタビューを受ける彼。スタート前のコース1周時にも、観客に手を振るなどいつもにはない振舞いをしていた彼。ネガティブになりそうな気持ちの中で、日本のファンへの感謝の気持ちとともに、自分の実力をもう一度見せたいという想いが伝わってきました。

 そして、すさまじい「V10サウンド」と呼ばれる爆音の中、レーススタート。
各車、第1コーナーに物凄いスピードで飛び込む中、佐藤琢磨がオーバースピードか、前車の空気の流れの影響からか、コントロールを失い大きくコースを外れてしまいます。
 すると、琢磨の前をもう一台がコースアウトし接触。それは、来年、琢磨の代わりに「B・A・R HONDA」のシートに座るバリチェロでした。因縁めいたアクシデントで2台はピットイン。なんとかレースに復帰したものの順位を大きく下げてしまいます。
 そして、1周目の最終コーナーでまた接触のアクシデントがあり、セーフティーカーが入って、今度は、逃げ切り作戦で後続の引き離しを目論んでいた「トヨタ」のR.シューマッハがペースダウンを余儀なくされます。ガソリンの少ない3stop作戦のトヨタは、これにより苦しい状況になってしまいました。
 レースは進み、琢磨は追い上げを図りますが、今度は焦りからか強引な追い越しで、前を行く「トヨタ」のトゥルーリに接触してしまいます。J.トゥルーリはこれによりリタイヤ。琢磨はレースを続けますが、レース後の審議で、レース結果から除外。
 「トヨタ」「ホンダ」そして「佐藤琢磨」にとって、苦い決勝レースとなってしまいました。
 16万人の大歓声を受けての地元でのレース。ホンダでの最後のレース。複雑な心境の中で求められる結果・・・。琢磨は自分の実力をしっかりと発揮したかったことでしょう。
 レースは終盤へ、17番手スタートだった「メルセデスの熱きアイスマン」k.ライコネンが冷静に着々と順位を上げ、ラスト1周のホームストレートから第1コーナーをものすごいスピードで飛び込み、完成度の高い「ルノー」に乗るG.フィジケラをかわし優勝しました。

 今回初めてのF1を生でみることができたのですが、一番印象的だったのは、各チームの様々な戦略の中で、優勝に向けて着々と順位を上げていた「ライコネン」の戦い方です。
 予選での不運や周りの状況の変化に、惑わされることなく試合を進め、世界的にも「抜きにくいサーキット」と呼ばれる鈴鹿を17番手(最後尾から2番目)から少しずつ順位を上げていき、トップに立ったラストの凄まじいスピードは、ベースにある車の性能と冷静な試合運びによるものだと思います。

 トヨタ車体ハンドボール部も、少しずつ着実に上を目指して戦っていきたいと思います。まずは、今週金曜日のトヨタ紡織九州戦です。
 最後の最後に大きな波に乗れるように、日々準備していきます。

| | コメント (21) | トラックバック (0)

2005/10/06

女子バレーの葛和氏、V1トヨタ車体の総監督に

 女子バレーボールの前全日本監督で、VリーグNECで総監督を務めていた葛和伸元氏(50)が、同リーグ2部に当たるV1リーグのトヨタ車体の総監督に10月1日付で就任し、マスコミに発表されました。強化に力を入れるトヨタ車体から請われ、出向の形で指揮をとります。
 葛和氏は「ありがたい話。もう一度、現場で勝負してみたい」と話しているということです。
 同じトヨタ車体の強化クラブとして、互いに切磋琢磨していこうという、いい刺激になっていますのでここに紹介しておきましょう。

 さて、先週の山形での大同特殊鋼との試合ですが、30‐37で負けてしまいました。残り15分に1点差まで追いついたのですが、相手の攻撃を止めることができず、最後は突き放されたという展開でした。
 攻撃の勢いという点では、今シーズン一番よかったのではないかと感じましたが、細かなミスが多く、大同に主導権を握られたまま試合が終わってしまったという感じです。
 僕個人的には、この試合は出場の機会がなく、ベンチから見守っていたのですが、「自分が出ていたらこうしよう」「こう守れば、大丈夫」とイメージを作りながら、ベンチの選手達と話をしながら準備をしていました。
 試合後は、なぜだか、自分が試合をしているときよりも、疲れたような感じがして、こういう感覚は初めてでしたね。

 試合後に、「ブログ見てますよ。今日は福島からきたんですけど・・・」とか「トップDFを見にきたんですが、やらないんですか?・・・」と見に来ていただいたの方々の声をいただきました。
 「申し訳ありません」
 試合に出れるように、そして、いい試合が見せれるように、一日一日、前向きに取り組んでいきますので、また、見てやってください。
 これからも宜しくお願いします!!

 今週は試合が空きます。明日から、岡山県選抜チームと合同合宿です。来週、金曜日の地元知立で行われる、トヨタ紡織九州戦に向けて、しっかりと準備していきたいと思います。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2005/09/28

写真を追加しました

041223b

 現在、日本リーグ4戦を終えて、トヨタ車体ハンドボール部スコウレルズは、1勝3敗で5位という結果です。 巻き返しを図るべく、毎日トレーニングに励んでいます。
 マイフォトに、写真を追加しました。ウェイトトレーニングや、各地で行った講習会、試合の様子などです。以前にアップしました福井での講習会の様子なども写真を追加しましたので、ご覧ください。
 写真提供はトヨタ車体総務部広報Gの新美佳恵さんです。ありがとうございます!!
 
 P.S. 広島での試合後の講習会の後、疲れているのに、駅まで送ってくれた湧永製薬GK「ツボ」こと坪根敏宏君、ありがとう!!おかげさまで新幹線に間に合いました!!久しぶりにいろいろ話せて楽しかったです。また、よろしく!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/09/19

大崎電気戦

 17日に知立市福祉体育館で大崎電気と対戦しました。今年最初の地元ホームであり、去年チャンピオンの大崎電気は、僕の古巣でもあるので、いやがおうにも気合いがはいる状態で試合の準備をしていきました。
 トヨタ車体の今年のホームゲームは、様々な試みを行っていこうという、会場運営側の考えもあり、選手としては、日頃、会社や様々な場所でお世話になっている人たちに、いい戦いを見せていきたいと思いながら試合に望みました。
 試合の方は、開始直後から、大崎電気の攻撃を止めることができず、1-6とリードされてしまい、その後もミスからの逆速攻などでリードを広げられ、前半を11-18と7点リードされてしまいました。
 後半も、相手の勢いを止めることができず、宮崎選手に僕がマンツーマンでつきましたが、サイド、ポストで加点され、後半には、エースの香川選手を失格で欠くなどし、トータル21-39という大差で負けてしまいました。攻撃の柱である野村選手が前週の試合で足を負傷し、出場できなかったことも響きましたが、練習でやったことを、しっかりと試合で発揮できなかったことが、最大の理由だと感じています。
 個人的には、DFのみの出場でした。久々のトップの位置でプレーできたことは、純粋に楽しかったのですが、もっといろんなことができたのではないかと、反省することは一杯です。
 たくさんの方が試合観戦に来てくれましたので、いい試合をしたかったのですが、内容は一方的になってしまいました・・・。また、次週に向けて修正をしていきたいと思います。

 今回の試合には、福島の両親と静岡に住む弟夫婦、そして、「ミスターバスケットボール」といわれるアイシンシーホースの佐古賢一選手を会場に招待しました。
 両親や弟夫婦は、トヨタ車体の試合をみるのは初めてでして、前日に福島から来て、昔から知っている選手が多い大崎電気との試合を楽しみにしていました。
 また、佐古選手は、以前、東京に住んでいたときに別の仕事で、何度かご一緒したことがありました。愛知に来てからも、一度アイシンの試合を見に行ったこともあり、何度か連絡をとりあったりしていました。
 2週間ほど前に、「膝大丈夫ですか?」と電話をいただいて、「佐古さんこそ、アキレス腱大丈夫ですか?」などと話をしていると「今度、ハンドボールの試合見に行きますよ」と佐古さんは言ってくれて、今回、初めてハンドボールの日本リーグ試合観戦となりました。
 試合後、佐古さんは、「おもしろかったです。また、見に来ますよ。しかし、イエローカードとか退場ってどんな経過で変わるんですか?」と、バスケットとのファール制度との違いに関して興味を持っていた様子でした。
 佐古さんは、人間的にも、非常に魅力ある人です。たくさんの様々な経験からでてくるオーラのようなものを感じます。今は、怪我と戦っている佐古さんですが、今シーズンもコートで元気な姿をみせてくれることと思います。僕がいうのもおこがましいですが、これからもずっと見ていたい選手です。
 同じ刈谷市にあるアイシン精機バスケットボール部は、前所属チームの休部、廃部、解雇などでリストラされた選手達が集まり、30歳を超えたベテラン選手が中心となって、JBL3連覇や全日本総合4連覇を成し遂げた強豪チームです。その過程は、新聞、TVなどで扱われ、ビートたけしの奇跡体験アンビリーバボーなどでも紹介されていましたし、「ファイブ」という本にもなっています。
 詳細は、こちらのページにわかりやすく説明されています。
http://wwwc.fujitv.co.jp/unb/contents/p282_2.html

 トヨタ車体ハンドボール部も似たようなところがあり、中村荷役から野村広明選手と林田庄司さん(昨シーズン引退)。日新製鋼から角谷裕司君(03年度引退)。一度は、ハンドボールを諦め、違う世界にいた長谷川聖選手と新美美隆選手。一般の社員からハンドボールへの情熱を見せ続けチーム参加が認められた北川和行選手。三景、インテックス21と2度の休部を味わった崎前博章選手。昨年、僕が大崎から来て、今年は湧永製薬から酒巻総監督が加入しています。

 スポーツ選手の旬は短い。
 しかし、敗者復活戦が、意志あるところには存在する。
 
 僕達も、「チームみんなで戦い」しっかりとした結果を残したいですね。何事もやり直すことは可能なのですから・・・

| | コメント (26) | トラックバック (0)

2005/09/12

清水祥二選手

shimizu_S
 日本リーグも第2週がおわり、現在、トヨタ車体は、1勝1敗で4位につけています。徳島での日本リーグ初戦は、ホンダ熊本戦。2戦目は金沢でのホンダ戦でした。
 両試合とも、今年のトヨタ車体がやろうとするハンドボールができている時間帯は、いい攻防ができているとおもいます。ミスも多少ありますが、リーグ戦は長丁場。試合毎に、反省、修正を重ねて、前向きに取り組んでいくことが大事だと思います。
 今年のトヨタ車体は、日本リーグで各地方をまわるときには、試合会場近くの中学・高校のハンドボーラーなどを対象にして、試合前日に講習会を行っています。
 徳島や金沢では、中学生や高校生の男女の数チームを対象に、トヨタ車体の選手も一緒になってハンドボールの基礎的なトレーニングを行いました。
 酒巻総監督を中心に、様々なトレーニングを通して、ハンドボールの技術や楽しさを伝えながら、底辺拡大の一助となることを願い、交流を深めています。
 また、金沢では、地元出身の香川将之選手の出身小学校で講演会が開かれました。その小学校は、以前、マラソンの野口みずき選手の講演会を開いたことがあるようで、香川選手は日頃味わうことのないプレッシャーで、ハンドボールよりも緊張したようでしたが、ありのままに自分の気持ちを述べた講演会は大成功だったようです。
 次の日の北国新聞にも、その様子が掲載されました。まあ、一緒にいた安藤聡選手のほうが大きく写真に載っていて、みんなに冷やかされていましたが・・・。

 さてさて、お待たせしました、清水祥ニ選手の話です。
 清水選手は、31歳で、トヨタ車体ハンドボール部の2部リーグ時代を知っている入社9年目のベテラン選手です。現在のチームの中で、日本リーグ2部時代を戦ったことがあるのは、吉田監督と清水選手だけでして、チームの着実な歩みや、チームの苦楽を肌で感じてきた選手であります。
 京都府の桂中学校からハンドボールをはじめ、桂高校、大阪体育大学でプレーし、大体大時代は、2年生から「大阪体育大学が誇る6-0DF」の中心選手として、チームになくてはならない存在として活躍しました。
 僕が初めて、清水選手と出会ったのは、95年夏のハンガリー学生選抜の来日にあわせて結成された全日本学生選抜チームでプレーしたときです。
 彼の存在を以前から知ってはいましたが、話はしたことはありませんでした。初めて話をした時に「面構えがしっかりしていて、ちゃんと人の目を見て話す子だな」という彼の印象は今でも覚えています。急造チームではありましたが、清水選手は、初めて挑戦したであろう3‐2‐1DFの45度DFをきっちり守ってくれていました。
 そして96年末からのハンガリーで行われた世界学生ハンドボール選手権においては、DF専門の選手として活躍し、野村選手らとともに強豪ロシアを破って6位入賞を果たしています。
 僕も大学時代DF専門の選手としてやっていたので、彼のことは気になっていた存在だったのですが、彼は、トヨタ車体に入り、信じられないような変身と遂げていきます。
 持ち前のフィジカルの強さをと地肩の強さから、ルーキー清水選手はエースに抜擢されると、高いジャンプからロングシュートを放ち、得意のDFもフル回転で
「打つわ、打つわ、決めるわ、決めるわ、守るわ、守るわ」の清水祥ニオンステージ!!
が毎試合開催され、1部リーグ昇格の立役者となり、新人賞、ベストディフェンダー賞、得点ランクも上位に名を連ねました。
 活躍が認められ、97年度後半から、蒲生ジャパンにも召集されます。とにかくフィジカルの強さが際立っていましたね。ウェイトトレーニングをしても、僕とは全く次元の違う重さを振り回していたし、走っても、飛んでも突出した才能を見せていました。
 特に度肝を抜かれたのは、「スカイロング!!」。彼は、多少パスのタイミングが合わなくても強引にシュートを打つ技術をもっていて、その中でも、空中でボールを受けて打つ「スカイロング」は、常人では考えられないスピードをもって、ネットに突き刺さっていました。当時の日本の守護神・橋本行弘さんも「あれは取れんぞ」といっていたぐらいです。
 何度か一緒に合宿や遠征にいきましたが、その中で「人間・清水祥ニ」を感じた出来事があります。それは、98年の春、全日本チームが、40日間のヨーロッパ遠征にいったときのことです。
 ハンドボールが国技であるアイスランドで、アイスランド代表と国内を転戦しました。代表として初の海外遠征の彼は、初戦で右45度のフローターとして先発出場。
 清水選手は持ち前のパワーで得点を重ねました。そして、彼のマークは除々にきつくなっていきます。アイスランドは清水選手のカットインを二人がかりで守りにきたのですが、彼は、強引に右腕を振り回し、シュート!!。パワーのある清水選手だけに、右肩には相当な負担がかかったのでしょう。結果、彼は右肩が動かせないような怪我を負ってしまいした。
 怪我をしてから試合には出ることはできなかったのですが、彼は遠征中、アイスランドの幻想的な景色やヨーロッパの素晴らしい風景を眺めながら、バスの中で絵を描いていました。いつもの祥二からは想像もできない姿でしたが、その絵は、びっくりするほど上手で…。ノートにデッサンを何枚も描いていました。
 それを見ていた、当時のコワルスキーコーチが、「息子の似顔絵をかいてくれ」と、写真を渡して描いてもらっていたほどです。
 彼は、大学進学に際して、「ハンドをしに大阪体育大学にいくか、絵の勉強をしに美術大学にいくか迷ったんですよ」と言っていました。
 パリで半日休養をもらったときには、みんなをルーブル美術館まで連れて行ってくれ、清水選手も、一緒に見るのかなとおもいきや、「僕はオルセー美術館へ見に行ってきます」って・・・。日本のスポーツ界を探しても、そういうことの言える選手ってなかなかいないと思います。力強さと繊細な感性を兼ね備えた清水選手なのです。
 パリでのベルシートーナメント中、日本代表は一万人を超える観客の中でフランス代表やドイツ代表に大敗をしてしまったことがありました。その時のミーティングで、清水選手は、熱い気持ちを切々とみんなに語りだしました。怪我をして出場できない辛さと、全身全霊で戦いを挑んでいないように思えた仲間達に対して、正直な気持ちを訴えました。彼の発言によって、長い遠征の最後の試合であったチュニジア戦に向けて、チームの結束を高めることができたと思います。 熱い心も兼ね備えた清水選手なのであります。
 肩の怪我は思っていたよりも厄介で長引きました。左手でパスやシュートをし、DFだけの出場が何年か続きましたが、前向きに努力し、ここ数年は、肩の調子も回復したようで、以前のようなパワフルシュートを見せてくれています。
 調子がいいときの彼のシュートスピードは、間違いなく日本一でしょう。先日来日した、元湧永のブルーノも「岩が割れて、そこからボールが出てくるようだ」と表現していたそうです。
 DFでも、試合中いつも大きな声をだして守ってくれますし、流れを変える彼の突進やロングシュート、脚力を生かしたDFは、今年もチームの大きな武器となることでしょう。
 ハンド以外での彼はといいますと、トヨタ車体の健康保険組合で働き、きっちり仕事とハンドを両立しています。練習後に仕事に戻るということもよくあります。
 また、いろいろなお店を良く知っていて、すぐに店長なんかと仲良くなることができるので、たくさんの行きつけのお店がありますし、チームのみんなをまとめて、飲みに行くことも度々あります。
 西三河のことなら清水選手に聞けば、大体のことは答えてくれますので、チームのみんなも「何かあったら祥二さん聞け」みたいな雰囲気はありますね。
 シーズンオフには知立ハンドボール教室に顔をだしたりして、気はやさしくて力持ちという言葉がぴったりな男。
 清水選手に似顔絵を描いてほしい人は、写真持参の上、会場で清水選手に頼んでみてはいかがでしょうか?

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005/08/24

「感情移入」

 日本リーグ初戦は、9月4日の徳島でのホンダ熊本戦になります。トヨタ車体ハンドボール部は、8月は、お盆休み返上で合宿を行い、現在もかなり体力的にも頭の中もハードなトレーニングを毎日行っています。
 家に帰ってからは、気が付いたら朝という毎日でして、なかなかブログを更新できずにいますが、「肩の力を抜いて、気長に、トヨタ車体ハンドボール部を紹介していこう」というのが、このブログのコンセプトでありますので、気長に、気楽にみてやってください(笑)。
 
 現在、チームは、毎日、「蒸し風呂」のような体育館で走りまわっています。汗かきの僕などは、「この体育館にはどしゃぶり雨が降っているのか?」といわれる姿ですし、近藤裕選手や、田中秀樹選手などの体の大きな選手の足元には、あっという間に、若干のレイク(みずうみ)ができてしまいます。小さい佐々木剛選手でも、シューズの中は、びしょ濡れです。そんな中でも、「実業団の借りを返すため、日本リーグで勝つ為」に、みんな体にムチをうって取り組んでいます。

 僕は、昨日(23日)、ウェイトトレーニングで練習が早めにおわったので、練習後に、豊田スタジアムで行われたラグビーの親善試合「トヨタ自動車ヴェルブリッツ 対 Englandニューキャッスル・ファルコンズ」の試合を見に行ってきました。
 試合は、押されぎみだったトヨタ自動車が、後半に、暑さから動きの鈍ってきたニューキャッスルを右に左に振るトヨタのオープン攻撃で揺さぶり逆転し、残り10分を守り抜き29-24で勝ちました。
 ニューキャッスルは、各国から選手を集めたイギリスの強豪チームだそうで、体も非常に大きく、見た目も当たりもプロレスラーのようでした。モールになると殴る・蹴る・踏みつけるは当たり前で、時にはレフェリーの見ていないところでバックドロップを食らっていたトヨタの選手もいました。前半には乱闘もあったりして、完全に観客の気持ちの中では「ベビーフェイス(善玉レスラー)トヨタ自動車v.s. ヒール(悪玉レスラー)ニューキャッスル」の構図が出来上がっていき、観客からブーイングや罵声が飛んでいました。
 まわりで見ている人たちも「これは親善試合なんかじゃないな」とか「ふざけるな!!」など様々な声がでていました。
 蒸し暑い中での試合だったので、両チームとも足をつる選手が続出し、最後はリザーブがいなくなるほどの状態でしたが、ニューキャッスルに押されながらも、トヨタは冷静に試合を展開。スクラムもまともに組むと押し込まれるので、スクラムを回転させて相手の力を分散したり、ボールを早くうごかして早くアウト・オブ・ナンバーを作ったりしながら、終盤はシンプルに攻撃している印象でした。
 体格的に劣るトヨタ自動車は、最後まで勇敢にタックルしていたし、とにかく体を張ってDFしていました。

 ノーサイドの笛が鳴り、トヨタ自動車の選手達、そして観客は大喜びでした。 それは、「ヒーロー物のいい物語を見たあとのような爽快感」がスタジアム全体にあったからだと思います。

 しかし、そのあとのニューキャッスルは素晴らしかったのです。選手同士の挨拶のあと、負けたにも関わらず、トヨタの選手より先にトヨタ応援団の方にやってきて、手を振り、拍手をしていました。その時間はトヨタの選手達よりも長かったし、トヨタの選手達が「日本式」の一列になって礼をすると、それを真似て同じようにしていました。
 ラグビー強国イングランドのプロチームとしてのプライドもあったと思います。負けた悔しさも当たり前にあると思います。しかし、見にきてくれたお客さんに感謝する気持ちを、一番最初に表す姿に「プロ」を感じました。
 トヨタの応援団はニューキャッスルのその姿に、試合中のラフプレーも忘れ、立ち上がって拍手を送っていました。それは、「ヒーロー物のいい物語」ではなく「スポーツの素晴らしいところ」をみたと、観客もみなさんの感じ方が変わった瞬間だったと思います。
 
 そのあと、ニューキャッスルは、ベンチに戻り、ぐったりと声を発することもなく、悔しそうにうなだれていました。

 「プロ」は結果が全てと日本のスポーツ界ではよく言われますが、見にきてくれたお客さんが、あらゆる意味で、「感情移入することができるか」も大事な要素だと僕は思います。
 
 トヨタ車体ハンドボール部も、見にきてくれたみなさんが、感情移入できるような「熱い試合」をしたり、「従業員のみなさんやファンのみなさんとのつながり」からも感情移入ができるようにと思いつつ、今日もトレーニングに励みたいと思います。

 次回は、久々にチームメイトの紹介をしたいと思います。気はやさしくて力持ちの「清水祥ニ選手」ですので、お楽しみに。

| | コメント (19) | トラックバック (1)

2005/08/02

自分との戦いとは

 7月27日から31日まで、富山県富山市で実業団選手権が行われた。シーズン最初のこの大会は、今シーズンをうらなう意味でも重要な位置付けにある。
 そして、トヨタ車体も酒巻総監督を迎え、「トヨタ車体のハンドボールから日本のハンドボール界にメッセージを伝えたい」という総監督の思いと、この大会で「トヨタ車体のハンドボールで勝つ」という選手の思い、そして「吉田監督の故郷富山で優勝を!」という様々な思いが相乗効果を生み、この大会までの準備は順調に進んでいた。
 僕の膝も、富山入りの前日に、自分でもびっくりするほど突然痛みが消え、負傷後初めてチーム練習に合流することができた。「いつでもいける」と、大会直前の滑り込みに、気持ちは高ぶっていた。
 1回戦の相手は北陸電力。しかし、ビデオのファインダー越しに見たチームは、ゲーム開始10分で、「何かおかしい」と思わせる状態だった。結果は40-31。チームは、やってきたことをやろうと必死に戦っていた。
 2回戦は、トヨタ紡織九州(旧アラコ九州)。開始直後に離される。ミスからの逆速攻。そして、相手のロングシュートが決まった。後半10分からコートに立ったが、試合の流れを変えることはできなかった。29-36。完敗。
 翌日の5-6位決定戦は、ホンダが相手となった。持ち味としていたクイックスタートが、機能しない。逆に相手の速攻、攻撃を守れない。結果は27-42と15点差。
 これが現実であり、実力なんだと思っている。
しかし、大会前のチームの状態から考えると、なぜこうなったか?
「前向きに考えよう」「次に切り替えよう」としても、堂々巡りを繰り返すばかり。なかなか切り替えられないでいた。

 そんな時、旧知の仲間達から連絡があった。一人は中田大輔君。もう一人は櫛部静ニさんだった。この二人は、僕の中では、円谷幸吉さん、野茂英雄選手と肩を並べる、尊敬するアスリート達の中のひとりである。
 中田大輔君は、トランポリンのシドニーオリンピック代表で、日本のトランポリン界を引っ張る第一人者だ。
 彼は、大学卒業後、深夜のガソリンスタンドでアルバイトしながら競技を続けてきた。まだトランポリンがオリンピック競技になる前であったが、オリンピックに出ること、トランポリン競技が日本に幅広く広がることを夢見て、自分で撮影したビデオがコーチとなり、自分で遠征費を稼ぎ、世界と戦っていた。
 トランポリンがオリンピック正式競技となり、シドニーオリンピックでメダルを期待されたが、両足疲労骨折、そして、大会直前に足首を怪我してしまう。激痛の中、試技を続けたが、着地時にかかる1トンという衝撃からくる痛みに、最後まで続けることはできなかった。
 その後も彼は、不運に見舞われた。熱い思いを綴った彼のホームページは、協会批判と受け取られ、協会から運営停止を言い渡される。これは、全く個人的な見解だが、それは、アテネ五輪予選の選手選考にも少なからず影響したのではないかと思われる。そして、ひき逃げ事故に遭い、選手生命を脅かすほどの怪我に直面。しかし、集中治療室の中でも彼の心は折れなかった。「つらかった」と言っていたリハビリも乗り越え、奇跡的に復活した。
 昨年はワールドカップで優勝を果たし、今年も世界選手権に向けて戦っている。
 TVで見かける彼の爽やかな笑顔の裏には、孤独の中でも自分自身に負けない、逆境の中でも折れない心が存在している。実際の彼は、とても腰が低く、爽やかであるが、人間としての奥深さを感じる。
 彼に教えられることはたくさんある。

 そして、櫛部静二さん。櫛部さんは、早くから天才といわれたマラソンランナーであり、大学時代は、武井、花田、櫛部の「早大3羽ガラス」といわれ、大学駅伝のスター選手であった。
 1991年の箱根駅伝で、「花の2区」を任された1年生の櫛部さんは、トップでタスキを受けたが、途中で脱水症状を起こし、残り3キロを意識朦朧の中で歩き続けた。そして、早大は15位まで順位を下げる…箱根駅伝史上、最も過酷なドラマとまでいわれた出来事だった。
 その後の彼には、「悲運のエース」という代名詞がつきまとう。SB食品に入社して、1時間走の日本記録を作り、バンコクアジア大会代表にもなった。瀬古監督は、彼を「歴代の選手の中で一番練習していた」とあるインタビューで語っていた。しかし、そのトラウマは消えなかった。そして、志なかばでSBを退社する。
 「SB辞めてから何してたの?」と僕が聞くと、「朝さ、公園に小学生とか中学生集めてさ、一緒に走ってたよ」と彼はサラリといった。
 天才といわれた男はその後も走り続ける。
 一年間のブランクのあと、城西大駅伝部コーチをやりながら、愛知県大府市にある愛三工業に所属し、ベテランランナーとしてチームを引っ張った。そして、一昨年、第一線を退く。
 昨シーズン、トヨタ車体の試合が宮崎県であり、帰りの飛行機に乗る為に宮崎空港に着いた時、僕は驚いた。
 待合室のTVが、中国北京国際マラソンの30キロ過ぎを独走する
 「市民ランナー 櫛部静二」
 を写しだしていたのだ・・・
 実況によれば、彼は前日に箱根駅伝の予選会があり、城西大の予選通過を見届け、その足で飛行機に乗り、睡眠時間5時間でそのレースを走っていると。
 彼は、誰のためでもなく「自分自身との戦い」に勝つために走っていたのだと思う。
 彼に教えられることもたくさんある。

 そんな二人のことを思うと、堂々巡りをしていた自分が小さく思えてきた。
 トヨタ車体の今シーズンは始まったばかり、失うものは何もない。
 もっと戦おう。自分自身との戦いに勝つために。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2005/07/19

Chocolate Boys

P1000385
 17日、18日に行われた、エストニアのクラブチームChocolate Boysとの練習試合の結果をお知らせしたいとおもいます。
 前日の16日の朝に日本につき、到着直後に、トヨタ車体にて軽い調整を行ったChocolate Boys。長旅の疲れと、日本の湿度の高い暑さの中でも、元気にバスケットなどをして、汗を流していました。
 17日に行われた、第1戦は、連休の中日、そして「うだるような暑さ」にも関わらず、たくさんの従業員の方々や、中高生が見学に足を運んでくれてました。
 トヨタ車体は、試合開始から早いボールまわしからセット、速攻、クイックスタートと攻撃的に戦いましたが、日本人にはない体の大きさや、タイミングの違いなどに少し戸惑い、多少のミスもあり、前半は18-19と一点差負けで折り返し。
 それでも、後半はトヨタ車体の攻撃にリズムがでて、GKの好守からの速攻やクイックスタートが決まり、残り15分からたたみかけ、結局36-32と4点差で勝利しました。
 Chocolate Boysは、「暑さ」に苦しんでいた感じはしたものの、トヨタ車体の早い試合展開に終盤まで食いついてくるしぶとさをみせ、元湧永製薬の38歳、ブルーノ・リホ・ブラマニスも衰えをみせないパワフルな攻守を見せていました。
 18日の2戦目は、トヨタ車体が、前日より精度の高い攻守を展開し、後半スタートには試合を決定づけて、34-24の10点差で勝利しました。
 この2日間でより高いレベルのハンドボールをすることができ、チームとしての調子もだいぶ上がってきたなと感じました。
 酒巻清治総監督も「実業団選手権メンバー選考に非常に困っている。一人一人が非常にいいパフォーマンスを示してくれた」と語っていました。
 Chocolate Boysは、エストニアリーグでも優勝していますし、ロシアやバルト三国の強豪が参加するバルトリーグでも活躍しています。時差や日本に慣れ、クーラーの効いている広島の東区スポーツセンターでは、日本代表にとっても厄介な相手になるかもしれません。
 そして、彼らは、日本の伝統「座布団投げ」を経験するため、大相撲名古屋場所を観戦し、その後広島に移動し、湧永製薬との親善マッチへと向かいました。
 今回、僕自身は出場することはありませんでした。まだ、膝の状態が動けるほどには回復しておらず、リハビリ継続中であります。広島国際も観戦予定でしたが、今回は愛知でリハビリに専念することにしました。
 また、今回の試合に、一昨年までトヨタ車体でプレーし、現在、フランスのSAINT-MANDEというチームでプレーしている「加藤久輝」(本名、シャルル加藤,久輝シャトラン)選手がシーズンオフを利用して、トヨタ車体に顔を出してくれました。
 彼は今、将来、日本とフランスの橋渡しができるような仕事につきたいということで、フランスのイナルコ大学という名門大学で日本語を専攻してがんばっているとのことでした。マイフォトに「ウエンツ瑛士」似、久輝シャトランの満面の笑みをアップしてますので、加藤久輝ファンは、是非ごらんください!今月末まで滞在予定だそうです。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2005/07/15

リハビリ

P1010072
 膝を怪我してから、12日が経ち、その間、トヨタ車体ハンドボール部は、福井県の北陸電力で行なわれた北陸電力、トヨタ車体、湧永製薬、大崎電気、ホンダとの合同合宿に行きました。僕は愛知に残り、治療・リハビリに専念していたので、「お留守番」でしたが・・・。
 合宿は2泊3日で行なわれ、30分ゲームを午前中2本、午後2本行ない、昼休憩の時間は、地元小中校生への指導会を行なったそうです。
 トヨタ車体ハンドボール部は、以前から取り組んでいる「クイックスタート」に、より磨きをかけるため、どんどん前を攻めていく攻撃的なハンドボールを展開して、思っていた成果があったと、選手やスタッフは口々に話してくれました。
 ビデオをみせてもらいましたが、自分のチームながらも、見ていておもしろかったし、早く自分も交じってプレーしたいという気持ちがより強くなりましたね。
 今度の土曜(16日)、日曜、月曜の3日間は、エストニアのクラブチーム「Chocolate Boys」との練習ゲームが行なわれます。「Chocolate Boys」は一昨年のシーズンまで湧永製薬でプレーしたリホ・ブルーノ・ブラマニスが母国に帰って立ち上げたクラブチームです。「Chocolate Boys」という名前は、面白い名前だなと思っていたら、スポンサーがお菓子の会社の「Kalve」というところらしく、それで「チョコレート・ボーイズ」だということです。
 昨年のエストニアリーグで優勝し、22日から行なわれる広島国際に向けての調整合宿ということでトヨタ車体とゲームを行なうことになりました。
 トヨタ車体としても、実業団選手権に向けていい最終調整の場となります。
 さて、僕の膝ですが、順調に回復しています。思っていたよりも早く復帰が出来そうです。多少の膝の緩みが気にはなりますが、テーピングなどで固定すればいけるという感じです。まあ、昨シーズンの吉田監督の足の状態に比べれば、たいした事はないという感じですが・・・。
 毎日の治療・リハビリは愛知県阿久比町にある「スポーツ医科学研究所」というところで行なっています。ここは、愛知県の様々な企業が出資して作られた財団法人で、東海地方の様々なスポーツの選手たちが、スポーツ傷害からの復帰を目指す場所となっています。診療、手術、リハビリ、入院など行なうことができ、スポーツ医学、スポーツリハビリ、運動処方、身体動作の専門家の先生がたくさんおられます。
 東京にも文部省が管轄している「国立スポーツ科学研究所」いわゆるJISSというものがありますが、規模の違いこそあれ、充実した施設の中でたくさんの選手たちが現場復帰をめざしてトレーニングに励むことができるのです。
 中高生の競技者から、トヨタ系企業の各スポーツ選手、韓国プロバスケット選手、高齢者の方や、名古屋場所中の大相撲の力士まで、様々な人達がいる中で、先生方から「おじさん!!」という、いらぬニックネームを付けられながらもトレーニングに勤しんでおります。
 前回のブログで怪我の事を公表したら、たくさんのコメント、メール、電話、励ましや激励のお言葉をいただきまして、ありがとうございました。
 コメントをいただいた、mamamiさん、kuro-ma24さん、オイローパさん。
 「自然治癒力を高めるには笑うこと。靭帯がくっついて、プレーしている自分をイメージしてください」というアドバイスをくださったsayo917さん。
 激励メールをくれた大崎電気の森本彰宏選手、ライバル佐藤良彦選手(彼はそう思っていない)。そして、ソウルオリンピックのマラソン選考会前に、SB瀬古利彦選手に対して「這ってでも出てこい!」と言い放った中山竹通選手のような、激励メールをくれたGKの濱口靖選手。
 「膝の靭帯には、ビタミンB群とC群、BCAAとコラーゲンをたっぷり取りなさい」とさすがは製薬会社の彼らしいメールをくれた、日本リーグ15年目のベテラン!湧永製薬の杉山裕一選手。
 「単調な日々にも、気持ちを切らさないで」と、僕の大好きなTV番組、テレビ神奈川の「SAKU SAKU」の最新情報も教えてくださったTVKの久保アナウンサー。
 「これを使ってリハビリしてください」と「下肢血流制限バンド」を送ってくださった加圧トレーニング研究者である工藤聡先生。
 「何かあったらいつでも力になりますよ」と連絡をくださったJISSのスポーツ心理研究室の三村覚先生。
 「大丈夫ですか?今度、愛知に行くんで」と連絡をくれた、大学時代の部屋っ子で、元湧永製薬の森山透君。
 休日にも関わらず、「阿久比の場所がわからんだろう」とバイクで先導してくれた山本トレーナー。
 そして、毎日、気を使っていただいている職場の方々。
 「みなさん、本当にありがとうございます!」
 また、膝の怪我をしたことがあるトヨタ車体の竹下浩雄、野村、北川、近藤裕選手や吉田監督が、そして他のチームメイトも、いちいち声をかけてくれ大変うれしく思います。
 怪我した夜に「実業団選手権は任せてください」と電話くれた、同じサイドの崎前選手。
 チームのみんなに迷惑をかけてしまって申し訳ないですが、チームのみんなのがんばっている姿には励まされます。
 一日でも早くチームの戦力になるようにやっていこうと思います。
 福井での合宿中に行なわれたハンドボール講習会の様子を、福井県のトヨタ車体のファンであるMさんから送っていただきましたので、マイフォトに追加しました。この日は、酒巻総監督を中心に行われ、マスコミも駆けつけ、日本リーグチームによる大講習会となったようで、子供たちも大喜びだったそうです。こういうことが定期的に行なわれていくといいですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/07/07

七夕

Pht07071411
今日は7月7日、七夕です。僕は、クリスマスやバレンタインデーにあまり特別な感じを受けないのですが・・・なぜか小さい頃から「七夕」には非常にロマンを感じてしまいます。毎年、夜空を見上げては、今日は晴れるだろうかと心配してしまうのです。
 最近は短冊に願いごとをするというようなこともなくなったのですが、今年は縁あって久しぶりに願い事を笹の葉に預けてみました。
 さて、7月に入り、トヨタ車体ハンドボール部のペースも除々に上がってきています。
 以前紹介した国体予選も終わり、結果は、決勝で大同特殊鋼と戦い、延長戦の末36-38で負けてしまいました。残り5分で3点リードしていましたが、残り13秒で同点にされ、延長戦へ、延長も乱打戦になりましたが、延長前半に4点リードした大同が主導権をにぎり、結局2点差で敗北。
 しかしながら、1試合を通して、昨年から続けている「トヨタ車体がやろうとするハンドボール」が出来たという点では収穫があったと思います。
 僕自身は、左サイドで出場しました。チーム戦術が6-0DFだったため、トップDFに関しては延長後半のみとなりましたが、DF練習をほとんどしていない状況の中では、まずまずの出来だったのではないかと思います。
 国体の出場は無くなってしまいましたが、7月27日からの実業団選手権に向けて頑張っていきたいと思います。
 今週末は福井での北陸電力での合同合宿、また来週はエストニアのクラブチームとの合宿があり、トヨタ車体ハンドボール部は実戦練習でさらなるレベルアップを目指していきます。
 そんな中、僕は7月4日の練習で膝を怪我してしまいました。膝が大きく内側に曲がってしまい、膝が「バキッ!」と鳴ったのを感じました。
 今まで膝を怪我したことはなかったので、一瞬ヤバイと思いましたが、検査の結果は、左膝の内側靭帯損傷で全治6週間。幸い、断裂はしていなかったので手術の必要はありませんが、実業団選手権を20日後に控え、なんとしても間に合わせたいと「あの手この手」と模索している状況です。
 ハンドボールを始めてから、試合に出場できなかった怪我というのは、今まで1998年に右足を骨折したときぐらいしかなかったので、久しぶりの怪我ですね。小さい骨折や脱臼はありましたが、試合まで治療期間があったり、利き手、利き足ではなかったりしたので大した影響もありませんでした。今回は初めての膝の怪我と利き足、そして試合まで3週間ということで、今は集中して治療・リハビリに励んでいます。
 スタッフには「ゆっくり治して…」と温かい言葉をいただきましたが、いかんせん性分なもので、実業団選手権に向けて、できる限りのことはやっていきたいと思っております。

今日の愛知は、雨は降らずとも、曇り空…今日は逢えたのでありましょうか…

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2005/06/23

野村広明選手

nomura_S
 こんにちは、今日はトヨタ車体の選手、野村広明選手について書いてみようと思います。
以前から、チームのことを知ってもらう意味でも、みんなのことを書きたいなと思っていました。少しずつですが、書いていこうと思います。
 第1回目は、野村広明選手です。
野村選手は、大分県出身で中学時代はバレーボール部に所属。そして、高校ハンドボール界の名門、大分電波高校(現在 大分国際情報高校)からハンドボールを始めました。
年齢は31歳で、僕の一つ下になります。
 野村選手との出会いは14年前。当時の全日本ジュニア(現 U-21)の選考合宿だと記憶しています。彼は高校生でしたが、類稀なる運動センスと得点能力をもったフローターとして当時から注目をされていた期待の選手でした。
 ちょうど彼の年代は、「小粒でもピリリと辛い」といったタイプのフローターが多く、元湧永製薬(現 広島修道高校監督)の森山透君や、前全日本キャプテンで大崎電気の中川善雄選手、元大崎電気(現 青森三本木高校監督)の荒尾祐治君、トヨタ紡織九州でプレーしている田中慎一選手、ホンダの加藤圭介選手など、ゲームメイクもできるし、シュートも打てるいい選手達がたくさんいます。
 その中で、今でも彼の持ち味であるフェイントは当時から目を見張るものがあり、いつも簡単に点数を決めてくるといった印象が強かったですね。
 国士舘大に進んだ野村選手は、その後、センタープレーヤーとして期待どおりの成長を遂げていきます。学生リーグなどでよく対戦しましたが、トップDFの僕は、いつも野村選手のフェイントを守るのには苦労しました。1対1を抜かれると強引に点数を取りにくるので、僕のトップDFの位置をセンターライン付近まで上げて守ったことも何度もあります。
 僕が一番強烈に覚えているのが、彼が大学3年時に一緒にナショナルBチームのヨーロッパ遠征に行き、フランスの国際大会に出場したときのことです。
 僕がトップDF専門で、彼が攻撃のセンター専門で、交代しながらプレーしていたのですが、彼は、デンマークやノルウェーの強豪チームの大男達をフェイントで置き去りにして、10点ぐらい平気で得点してくるんです。
 フランスの強豪チーム「USイブリー」と試合をした時も、20世紀を代表するGK「A.ラフロフ」を相手に、ポンポンと簡単にシュートを決めてくる。そして、ニコニコしながら、交代ゾーンで待っている僕のところに飛ぶようにして走ってくる姿は、十年以上経った今でも、戦慄に僕の脳裏に焼きついています。
 そういえば、当時の「USイブリー」には03年度まで日本リーグのホンダ技研熊本でプレーしていた世界の大砲「クジノフ」なんかもいました。
 また、彼の肩についても逸話があります。大リーグで活躍中の野茂投手などのプロ野球選手の肩をみたり、最近は巨人の清原選手などが「にんにく注射」を打つために足繁く通っている「平石クリニック」の平石貴久博士が、野村選手の肩を診断して、
「この肩は、プロ野球でピッチャーをしていれば、1億円プレーヤーになっていただろう」
と太鼓判を押したといいます。まだプロ野球選手の1億円プレーヤーがそんなに多くはなかった10年以上前ですから、彼の肩は、やはり常人の肩ではないのです。
 そんな彼ですが、彼の競技人生は膝の怪我との戦いでした。「日本一に一番近いチーム」ということで選んだ、全盛期の中村荷役ハンドボール部に入部後は、チームは優勝しても、膝の怪我でなかなか出場機会に恵まれず、入退院を繰り返えす日々。彼の最大の武器であるフェイントからくる膝への負担が原因でした。そして、復帰をし、これからという時期に中村荷役の休部の知らせ・・・。
 彼は、不完全燃焼の中で「自分がチームを日本一に導くんだ」という気持ちで「トヨタ車体ハンドボール部」に移籍してきました。
 その後、何度か膝の怪我に見舞われながらも、日本リーグ得点王にも輝き、日本代表でも流れを変えることができる貴重な存在として、今年2月のチュニジア世界選手権にも出場しています。
 持ち味であるフェイントは、年々、安定感を増し、今月から合流した酒巻総監督も「野村のフェイントはワールドクラスだ」と公言しているぐらいです。
 31歳のベテラン選手の域に入った野村選手ですが、練習では選手を叱咤激励しながら、若手の先頭に立って、トレーニングに励んでいます。
 トヨタ車体には「野村塾!!」なるのもが存在し、全体練習のあと、野村選手がリーダーとなって「魁!野村塾」のトレーニングが始まります。
 内容は様々で、自らの技術を若手に伝えていくものや、補強的な体幹トレーニング、走るトレーニング、チーム全体でのウェイトトレーニングの後に、更にバリエーションを加えたウェイトなど、ほぼ毎日行われます。もちろん野村選手が先頭です!
 毎日少しでも、人より多く努力することによって力をつけてきた彼の姿勢がよくわかります。
 今年は去年以上に、観客席のトヨタ車体応援団にガッツポーズする野村選手の姿が増えることとなるはずです。
・・・応援団の山崎さんへ 僕も今年は、ちゃんとガッツポーズしますね

| | コメント (17) | トラックバック (1)

2005/06/16

その後の彼等

0001
以前に僕のブログに登場していただいた方々の近況報告をアップしたいと思います。大変うれしいことに、たくさんの方から情報をいただきました。ありがとうございました。今後ともトヨタ車体ハンドボール部をよろしくお願いいたします。
 (その1)
4月20日の竜北ハンドボール教室の記事で、駒場小3年生の土方恵三君のことを書かせていただきましたが、知立ハンドボール教室の高井先生からメールをいただきました。土方恵三君は、6月11日愛知県体育館での小学生の大会に知立ハンドボール教室のチームで出場したそうです。竜北チームの人数がたりないため、土方君はいつもとは、違うチームでの出場となったそうですが、みんなに溶け込んでがんばっていたそうです。
 以下 高井先生からのメールを引用させていただきます。
「昨日の試合結果を早速ご報告させていただきます!
 知立 4 - 8 正色(しょうしき)
 知立 5 - 0 豊田
 知立 2 - 15 東海
 知立 4 - 4 名古屋
 やはり初試合ということで、まだまだみんな動きが、止まっていました。これからの課題もたくさんできました。でも、子供達にも、悔しさが少しずつ出てきているようでよかったです!いつも、試合の時はデジカメを持っていってるので写真も送ります。
ユニフォームを着て試合とは全く関係ないところでの写真ですが、とってもいい顔をしていてかわいいですよーー^0^
竜北教室の恵三もすぐみんなととけ込んでくれたので安心しました。
 次は、7月の知立での大会です。これは、地元でやるあまり大きな試合ではないですが、会場が知立ということもあってお父さん、お母さんが応援に来てくれて、私たちスタッフは準備もあり大変ですが、楽しい試合です。時間が合えば、練習にきていただければありがたいです!」
 とのことでした。また、時間を見つけてトヨタ車体のメンバーと遊びにいきますね!!みんながんばってね。

(その2)
5月19日のブログで紹介させていただいた、夜の公園で自主トレーニングをしていたACウィンズの越田君ですが、ACウィンズは東海大会で2位に入り、西日本大会に出場が決まったそうです。
 以下、越田君から頂いたメールを引用させていただきます。
「いやー、あんな大きな試合初めてだったんで、うれしかったし、楽しかったです。とは言うものの、正直、実力的にはまだまだなんでもっと頑張ります。何の経歴もない自分みたいのが、これだけしっかりしたチームにはいれたのはいいチャンスですからね。どこまで通用するか、挑戦ですよ!」
 とのことでした。
  肩が痛いと言っていた越田君。この大会の前日の夜、うちの隣の公園で黙々とトレーニングしていたことを、僕は知っています。がんばってほしいです。
 ちなみに元日新製鋼の水谷さんも、今は名古屋に住んでいて、再び沸々と甦ってきたハンドボールへの情熱を大事に、毎週日曜日のトレーニングに取り組んでいるそうです。

(その3)
5月23日のブログに書いた、新潟県中越高校ハンドボール部のインターハイ県予選が、6月4,5日におこなわれました。決勝は予想通り、柏崎高校との対戦。僕は、見に行くことができなかったので、丸山先生からの実況携帯メールで戦況を知らせてもらっていました。
 前半は退場者を出しながらも、GK小泉を中心にまもり、14対14。後半に入っても一進一退が続き、メールの頻度もどんどん上がっていきました。点差を広げれば、追いつかれ逆転される。退場者が出ても、守りきり同点に追いつく。その繰り返し。残り3分で、28対28。
 会場で涙を流しながら観戦していた丸山先生からは、「見ていられなくなって会場の外に出てしまいました」とメールが入ったきり、連絡をしても通じなくなってしまい、どうしたのかな?と心配になっていましたが、先生は携帯の電池がきれてしまったそうで、次の連絡は、5時間後でした。
 僕は、「これは延長になるな」とひそかに思っていましたが、丸山先生からの連絡が途切れてから1時間後、中越高校の笠原先生から電話が・・・。
 「生徒達は、本当によくやりました。胸を張れる試合でした。」と・・・。
中越高校は、残り3秒まで1点リードしていたそうです。しかし、ミスから速攻に持ち込まれ、試合終了と同時に同点にされ延長戦へ、そして、延長で4点差をつけられ、インターハイへの出場はなりませんでした。
 次の日、丸山先生から
「みんな、まだ放心状態です。泰佳は決勝のビデオを何度も見ては、ため息をついてます」とのメール。
 3年生の部員にとっては最後の試合でした。2年生の泰佳君にとっては、もう一度チャンスがあります。2年生部員が2名の中越高校は、また、厳しい1年になると思いますが、目標をしっかりもってがんばってほしいと思います。
「勝利に近道なし」
  

| | コメント (3) | トラックバック (2)

2005/06/06

吉田 聡監督

yoshida_s 
 久々のブログになります。
 先週の土曜日のことですが、吉田聡監督の家にて、新人選手の歓迎会をかねたBBQを行いました。チームとしての歓迎会は、後に正式に行う予定ですが、まだ愛知県刈谷市にきて間もない新人選手と妻帯者ではない若手(暇な人?)選手に気を使った吉田監督が、招待してくれました。
 実は、吉田監督は、トヨタ車体のある刈谷市から車で1時間半かかる豊橋市に住んでいます。いつも監督は「小旅行だよ。」と言いつつも、毎日、眠い目をこすって、車で往復しているのですが、とても大変なことです。東名高速を使っても3つのインターチェンジを経由するし、新幹線でも一駅分とちょっと。それを毎朝5時過ぎに起きて、会社に出勤し、練習後の帰宅は11時を過ぎることもよくあります。平日は子供が起きる前に出勤し、子供が寝てからの帰宅です。
 ここまでは、よくあることだと思うかもしれません。しかし、吉田監督はチームの監督であると共に、チームの主力選手であり、日本リーグ1部最年長プレーヤーであり、3人のお子さんのお父さんであり、チーム1のイケメン選手なのであります。
 監督としては、今年で4年目ですが、昨シーズン(04年度)からチーム事情で現役復帰しました。2年のブランクがありましたが、チーム唯一のサウスポーであり、日本リーグ2部時代からチームを支えてきた経験。そして、オルソン・ジャパンにも名を連ねていたこともあり、戦術面での考え方も理にかなっていて、昨シーズンは、プレーヤーとして自身最高の成績を収め、チームを文字どおり引っ張ってきました。
 昨年6月に僕がトヨタ車体に合流した時に、一番衝撃を受けたのが、吉田監督の姿でした。「チャーリー(僕のあだ名)のハンドボールに対する姿勢を、チームのみんなに見せてほしい。」といわれチームに合流した僕ですが、いざ、練習を始めると、吉田監督が先頭になって声を出し、一番走り、体力的にしんどい練習も鬼の形相で、執念で追い込んでいく・・・。これにはびっくりしました。しかもその姿は、シーズンを通して変わることはありませんでした。
 僕は今まで、様々の監督のもとでプレーをすることができました。日本人の監督さん8人。外国人監督2人。監督それぞれの個性というものがありましたが、吉田監督のそれは概念にとられない、そして、最も難しい方法でチームをまとめていくといったものであると思います。
 僕と吉田監督との出会いは、ちょうど14年前になります。僕が日本体育大学の1年生だったときの4年生に吉田監督がいました。いわば、同じ釜の飯を食った仲間です。当時、日体大はインカレ3連覇を達成したあとで、4連覇を目指し、毎日厳しい練習をしていました。70名を越える部員の中で、吉田監督は、スピードあるサイドプレーヤーとして大学1年生からレギュラー組でプレーし、インカレV1、V2と経験し、実力が認められスターティングで試合に出られるようになった大学3年時に、練習中に右足のスネを疲労骨折しました。骨折の音は、体育館中に響き渡ったといいます。極限まで、自分を追い込むタイプなのです。
 昨シーズン中でも、プレーできるような状態じゃない時が何度もありました。しかし、全く平気といった顔をして試合にでていく。そういう人なのです。
 34歳、満身創痍の監督の背中は、純粋に、勝つことに対しての執念を選手達に語り続けていました。自分がプレーをしながら流れを読み、森達人コーチとアイコンタクトで選手交代や戦術の変更を行っていく。大変なことです。
 そんな吉田監督ですが、スイッチオフの時の、吉田監督は、とてもおもしろい人なんです。大学時代に、僕はチャールズ皇太子に似ているということで、みんなから「チャールズ」と呼ばれていました。しかし、吉田さんは、ひとりだけ「チャーリー」「チャーリー」と僕のことを呼ぶんです。間違ってますよとツッこむこともできずに「はい」と答えていましたね。
 ある日、「チャーリー、話があんだけどさ。肺が痛えーんだよ。俺、明日、死ぬぜ」というんです。「こっちは唐突にそんなこといわれても・・・。」って返事に困ったこともありました。
 また、吉田さんに用事があって、探していると「さとしさんなら、居酒屋さとちゃんにいるよ」といわれ、「居酒屋さとちゃん??そんな店知らないな…」と詳しく場所を聞いて探しに行くと、古びたビールの自動販売機の前の階段に、座ってビールを飲んでいる男達が外灯に照らされています。近寄ると吉田さんや、現日本代表コーチの冨本栄次さんや、湧永製薬で活躍中の小沢勝利さんなどが、夜空を見ながらスルメ片手にビールを飲んでいました。「チャーリー、俺は、このスルメ一本で、ビール3本はいけるね」っていう吉田さん。その階段が「居酒屋さとちゃん」でした。そんな感じで、いつも吉田さんの周りには人がたくさんいました。
 スウェットでうろうろしていたかと思えば、学生リーグの会場にビシッとスーツを着てきたり、最近でも、なぜだかGacktばりにキメて変装してみたりと、とにかく様々な側面で目が離せない人です。まあ最近は、ハローケイスケに似ていると言われたそうですが・・・。
 とにかく吉田さんは、振り幅が大きい。考えてないようで、想像もしないようなことまで考えていたり。知らないようで、なんでも知っていたり。手の届くようなところにいて、実はとんでもないところにいたりする…。細やかな気を使う人です。会社でもその人柄から同僚に人気があり、同僚のお子さん達にも吉田ファンが数多く存在します。
 家族を大事にし、チームを大事にし、ファンを大事にし、同僚を大事にし、自分には厳しい吉田監督。
吉田監督とともに今年は、日本一を取りにいきますよ。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2005/05/23

新潟県中越高校ハンドボール部

P1000099
 
 5月20、21日の2日間、新潟県長岡市にある中越高校ハンドボール部の指導に行ってきました。
 新潟県長岡市は記憶に新しい、昨年の新潟集中豪雨や新潟中越地震の被災地であり、またその後の豪雪により復興が大きく遅れている地域であります。現在も長岡市や隣の小千谷市などの道路は波打ち、電柱や建物の傾く様が数多くみられ、被害の大きさを物語っていました。
 中越高校は、新潟県長岡市にある伝統ある私立高校です。全校生徒は1300人の男女共学校で、その中で、ハンドボール部は度々インターハイに出場していて、2009年に迎える新潟国体に向けて新潟県全体として強化を進めている中、中越高校ハンドボール部も大きな役割を担っているそうです。
 「ハンドボール部のある中学校」が柏崎市内に数校しかなく、選手集めもままならない。そして自身もハンドボールの経験者ではないという笠原道夫監督は、溢れる情熱でハンドボールの指導に従事しており、積極的に県外のチームや関東の大学チームに胸を借りながら強化を続け、春の県大会では見事優勝を収めました。
 部員達の中には、水害で家が水没した子や、地震で家が半壊した子なども数多くいます。ハンドボール部も、いつも使っていた体育館が地震で使用できなくなってしまったそうです。そんな中でも、学校、保護者会、OB、地域の皆さんがしっかりサポートしていて、みんなでインターハイ出場、全国1勝を目指してがんばっていました。
 実は、今回の指導依頼のきっかけは、僕の小学校時代の恩師である、「丸山寿先生」からのメールからでした。
 丸山先生は、小学校2、3年生時代の担任の先生です。大学卒業したてだった丸山先生は、先生というよりは、みんなのお姉さんのような存在でした。当時の人気TV番組「欽どこ」のフツオ君(長江健次)似で、ジャイアンツの定岡投手好きだった先生は、休み時間なるといつもみんなとキャッチボールをしてくれたり、休みの日にはクラス全員を自分のアパートに連れていってくれて遊んでくれたりと、自分の弟、妹のように面倒をみてくれ、いつも笑っている素敵な先生でした。
 結婚を機に新潟に行かれた先生とは、その後、会うことはできませんでしたが、スポーツイベント・ハンドボール誌を毎月、毎月、長年に渡って購読して、僕の状況を気にしてくれていたそうです。
 新潟には「アルビレックス新潟」があり、子供達は、サッカーやバスケット、ウィンタースポーツに興味を持つようですが、小さいころからハンドボールの月刊誌が身近にあった次男の泰佳君は、志望高校入試直前に「俺、ハンドボールやるよ」と急遽、進路変更。
中越高校でハンドボールを始めたのが去年の春。昨年の新潟集中豪雨で家がほとんど水に浸ってしまう被害に遭ったものの、「好きなハンドボールができて楽しそうよ」と息子の姿に目を細める先生の顔は、昔とほとんど変わっていない・・・。いい歳のとりかたをしているなと感じました。
 そんな丸山先生から話が、笠原先生に伝わり、中越高校の校長先生からトヨタ車体へと指導依頼があり、トヨタ車体の協力を得て、指導会を行うことができたのです。
 事前に試合のビデオを送ってもらっていたので、トヨタ車体が使っている攻撃のパターンや、細かい修正などに終始しましたが、何より、選手、OB、みんなが一生懸命に取り組み、その上、ハンドボールを楽しんでいる様子がとても印象的でした。
 また、「僕はハンドボールの専門家ではないから」と言っていた笠原先生のアイデアは既成概念で固まっている僕の考えでは出でこないであろう発想がいくつも出てきて、指導している僕の方が勉強になることばかり・・・。
 チームをまとめる遠山キャプテン。ロシアこと長身ポスト野本。サイド疋田に、右でも左でも打てる植木。フローターもサイドもこなせるクロちゃん。センター丸山。唯一の左腕草野。無口でやさしいセンターサカイ君。3試合のセーブアベレージが50%を超えるGK小泉。ディフェンダーのササ。トップDFイックン。コーチ五十嵐さん。
  “がんばれ!中越高校ハンドボール部!!”
 中越高校ハンドボール部がインターハイに行けるといいなと思いながら、見つめた新潟の空は、スポーツが大好きになるキッカケを作ってくれた丸山寿先生と、無邪気に遊んだあの頃と変わらぬ、広くて青いやさしい空でした・・・。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/05/19

公園で自主トレーニング

P1000012
 トヨタ車体は、6月末の国体愛知県予選に向けて本格的に始動しています。毎年、大同特殊鋼との戦いになるそうですが、昨年は1点差で負けてしまい、国体に出場することができませんでした。
 昨年の会場は、大同特殊鋼体育館で行われました。その雰囲気たるや「これが本当のホーム&アウェーだ!」というほどの大勢の大同従業員さんが応援に集まり、立ち見もでるほどらしいのです。今年も会場は大同特殊鋼の体育館で行われるようで、トヨタ車体にとっては、いささかやりにくいかもしれませんが、多くの観客の中でプレーできることを考えれば、ワクワクしてきますね。
 実は、昨年は僕自身、トヨタ車体に合流前でしたので、どんな雰囲気か楽しみにしているフシもあります。
 そういうわけで、この時期は、どこの日本リーグのチームもそうかもしれませんが、トヨタ車体も体力づくりを中心としたハードな練習を行っています。
 そして、今日の練習が終わり、帰宅したのが午後9時前。ご飯でも食べるかと夕食の準備をしていると、どこからか「カーン。カーン。」という金属音。なんだろうと思い、ベランダから隣の公園をみると、100mほど先で、男の体つきの影が外灯の下でハンドボールのジャンプシュートらしき動きをしながら、細い外灯の柱にボールをぶつけていました。しばらくすると、フェイントらしき動きをしていましたが、まだ僕は「ハンドボールじゃないよな?」と疑心暗鬼。じっと目を凝らすと、今度は回旋フェイントの動きをしていました。僕は、 「間違いない!!」と思い、すぐに公園に向かうと、今度はDFのフットワークの練習をしていました。
 話を聞いてみると、自主トレーニングをしていたのは、越田資人君、25歳。デンソー本社で働く、やさしい感じの好青年でした。なんでも昨年、神奈川県藤沢市から刈谷市に越してきたらしく、以前から藤沢のクラブチームでハンドボールをしていたそうですが、最近は、名古屋にある「ACウィンズ」というクラブチームに入り、全国クラブ選手権を目指してがんばっているとのこと。
 ポジションは左サイドということで、奇遇だねなどといいながら談笑しつつも、ハンドボールのテクニックについての話に非常に興味をもっていた越田君。少しでもうまくなりたいと、近くの公園で練習しているそうです。「素晴らしい!!」 彼の純粋な姿に感動しました。
 越田君の了解を得たので、写真をアップしてみました。みなさん、「ACウィンズの左サイド越田資人君」 注目ですね。
 ちなみに「ACウィンズ」には、元日本代表で日新製鋼で活躍したレフティー、水谷さんも在籍しているようです。オルソン・ジャパン時代は、オルソンに「ミズターニ、カクターニ、ヨシーダ、チュジ、EAT MORE!」ってよく言われてました。ねっ・・・水谷さん。吉田さん。カク。・・・元気かな 水谷さん・・・。
 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/11

小針三夫監督と32歳の僕の出会い

Pht05102107
 久々のブログになります。GW中はいろいろ忙しくてPCを触ることができなかったので・・・。
 さて、GW中の5月3日に僕の高校時代の恩師である学法石川高校ハンドボール監督の「小針三夫先生」の退官記念パーティーが福島県石川町で行われました。OBとOBの父兄約250人が集まり、懐かしい面々と共に楽しい時を過ごしました。小針三夫監督は国士館大学を卒業し、その後35年間にわたり学法石川高校の教諭として、そしてハンドボール部の監督として、まっすぐに勤めあげた方です。
 実は、僕がハンドボールを始めたきっかけは小針先生のオーラに惹かれたからなのです。当時甲子園の常連校であった学法石川高校の野球部に憧れ、入学。そして野球部のぞいてみると「人・人・人・・・」。新入生は全国各地から集まったツワモノばかり。しかも、その年は特にいい選手が集まり、現オリックス・バッファローズ選手会長の川越英隆君などもいました。
 弱小中学校の「2番サードの辻選手」は、肩を落としてグランドを見ると、
 仁王立ちにサングラスの監督の周りを、気合の入った掛け声と足の揃ったランニングをする選手達!
 それ以上に迫力を感じる選手達のスポーツ刈り!!
 その選手達が、かっこよくジャンプしながら次々にシュートを決めていき、 それをサングラス越しにみつめる監督のうしろ姿!!!
 僕はその光景を目にしたとき「これだ!!」と心に決めました。それが、小針先生との初めての出会いであり、ハンドボールとの出会いだったのです。
 高校時代の練習は、かなり厳しくて、小針先生は「カッコいいハンドボールなんてしなくてもいい。うちは泥臭く1点をもぎとればいいんだ!」とか、中学時代にハンドボールを経験したことのない選手ばかりのチームだったので「うちのチームは雑草なんだよ。何度でも向かって行けばいいじゃないか」と毎日ジャージを泥だらけにして練習していましたね。
 小針先生がいなければ、今、僕はここにいないと思うし、本当に僕に多大な影響を与えてくれた先生です。とにかく、面倒見の良い先生で、男気のある、そして、いつもまっすぐな男というものを本当に実践している人です。ここに書きたいことはたくさんあるし、エピソードもたくさんあるのですが、小針先生の了解をとっていないので、残念ですが、またの機会にしたいと思います。
 小針先生御疲れ様でした。そして、これからもハンドボール発展のためにがんばってください。
 実は昨日5月10日は僕の32歳の誕生日でした。僕は32年という人生の中で様々な経験をすることができました。どんな経験も今後に活かしていきたいし、これからもハンドボールをがんばっていきたいなと思います。
 写真は、昨日、練習のあと、僕の上司であり、良きアドバイザーでもある「寺田正由、幸子夫妻」から突然電話で呼び出され、いただいた誕生日の手作りケーキです。おいしかった!「ありがとうございました!!」

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2005/04/24

職場ハンドボール

IMGP1959
 先週の21日の木曜日、トヨタ車体富士松工場の体育館で、F車体部技術員室の歓迎会として「ハンドボール大会」を行いました。この車体部技術員室というのは、僕が御世話になっている職場です。トヨタ車体は、職場のコミュニケーションを図る場所として「職場レクレーション」というものを開催することを推奨しています。
 今回は、タイへの子会社に行っていた岡野さんの復帰と、新しく技術員室にこられた木下さん、栗岡さんの歓迎会として行われました。
 歓迎会として「ハンドボール」??・・・。と思うかもしれませんが、その辺は、さすがトヨタグループの懐の深さを感じます。
 以前から会社の中で、「ハンドボールをやってみたい!!」という声が挙がっていたので、今回は、僕の同僚であり、上司であり、僕に様々なアイデアを提供してくれる「寺田幸子さん」が、「ハンドボールがどれだけ楽しいかを教えてあげればいいよ」と後押ししてくれて、今回の企画が始まりました。
 通常「職場レクレーション」は、みんなやりやすい「バレーボール」や「バトミントン」「ソフトボール」などを行うのですが、今回は予想以上の21名の参加に加え、「ハンドボール」ということで、練習とルール説明を含めた「社内ハンドボール講習会」的に行い、若手の顔と名前を覚えてもらおうと、ハンド部の田平君、木下君、藤田君、鶴谷君、安藤君の5人にも参加してもらいました。
 参加者は女性4名を含む、上は58歳から下は22歳まで。入念に準備運動、ストレッチを行い、パス練習、シュート練習をおこないました。みんなハンドボールを見ている時に感じるよりも、実際やるとかなり難しいといいながらも、みんなハンドボールを楽しんでいました。
 上司をGKにいれてみんな最初は「日頃のウップンをぶつけるぞ!!」などと言っていても、ボールをコントロールすることに必死で、少しずつハンドボールという競技に引き込まれている感じで、シュートを決めたときのみんなが喜ぶ姿は、子供のようでとてもいい笑顔をしていました。
 そして、3チームに分けて7分ハーフのゲームを行いました。簡単なルール説明中も「もういいから早くゲームしよう」と僕の上司。もう完全に小学生です。いや、小学生の方が話を聞きますよ小山さん!!
 そして、ゲーム開始!!ゲームにならないかなという心配をヨソに、みんな高いレベルでハンドボールをする始末。
 裸足でコートを駆け巡る的場さん。
 サイドから何度もシュートを決めた幹事の森さん。
 三菱自動車から移籍の渡辺(あきら)君の「ランエボフェイント」からカットイン。
 年末の顔の大きさ選手権で、6600ccという大記録を打ち立てながらも僅差で敗れた川合君の気迫溢れる「風圧速攻」
 相方の「ミスター女装伊藤君」が出張のために参加できず、元気がないかと思われた竹下さんも、DFでノラリクラリとしながらも何度もクセ者ぶりを発揮。
 娘にシューズを借りてきたと全身FILAで固めたコーティングGの奥野通彦さんは、日頃工程内にトレーニング用の鉄アレイを隠して「コーティング・トラの穴」で鍛えてきた53歳だけあってコート上を行ったり来たりを繰り返しても、全然平気といった感じを見せると、
 タイランド帰りの稲垣さんが「これが俺のお土産だ!!」と言わんばかりのGKの股下へサイドからのステップシュート。
 そして、「日本リーグの地方応援には長釣竿が欠かせません」でおなじみの高宗課長がスチールから速攻へ、そして、スーツ姿のまま倒れこみシュートを決め込むと、ムードは最高潮へ。
 一進一退の攻防の中、残り15秒、創部40年を数えるトヨタ車体ハンドボール創世に携わった山口次長が、この日5本目の回旋フェイントからのロングを決めて同点!!とし試合終了。
 女性陣も奮闘!!キャー!キャー!とボールからは逃げながらも、長い手足でちゃっかりと鉄壁のGKぶりを見せた元バレー部の海ちゃん。
 日頃はBMWを乗りまわすサンシャガールの娘「セレブちーちゃん」も高速ロングシュートと、さすがは喫茶店の娘らしい違いのわかるプロンジョンを見せてくれました。
 前日にハンド部メンバーから、ポストプレーを伝授されていた車技室ツインタワーの一角を担う元バレー部のマリンちゃんは、なぜか、GKに従事。ゴールポスト際への小山課長のシュートを顔面キープ!!で盛り上げてくれました。
 試合が一通りおわり、僕が勝手に選んだ優秀選手の発表を終え、みんな帰る準備をしていていると会議で遅れた渡辺(つよし)君が登場。「もう終わっちゃったよ。ごめんな」と言ってコート上に目をやると、みんなから「おじいちゃん」と呼ばれる梅木課長43歳が、黙々とシュート練習をくり返していました。
 みんな口々に「おもしろかった」と言っていました。参加者全員がハンドボールの魅力を感じた一日だったと思います。
 加藤さんの一日も早い職場復帰を願って・・・。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2005/04/20

竜北ハンドボール教室

IMGP1923
 昨日、知立市ハンドボール教室の竜北教室におじゃましてきました。毎週火曜の午後6時半から、知立市竜北中学校の体育館で行われています。
 昨日は、小学生3名、中学生12,3名、高校生10名、大学生3名、コーチ2名が一緒になってハンドボールをしていました。みんな楽しそうに自由な雰囲気のなかでプレーしていたのが印象的で、みんないい顔してました。
 フェイントシュートやポジションシュートなどをやって、GKからのワンパス速攻を30分ぐらいやりました。高校生や中学生がだんだんしんどくなって、息が上がっていく中、駒場小3年生の土方恵三君(写真の一番小さい子)が、最後まで小さい体を使って一生懸命走っている姿に、感動。!!ボールがとれそうになくても最後まで頑張る彼の姿勢は、僕も見習わなくてはと思うほど・・・頭が下がります。
 小学生がハンドボールに触れる機会は全国的には少ないのですが、知立市は3ヵ所で小学生のハンドボール教室が、毎週行われていて、選手だけではなくて、指導者、父兄も非常に楽しんでるって感じです。ハンドボール王国と呼ばれる所以ですね。
 竜北教室は、現在小学生が3名しかいませんが、時が経つにつれて仲間が仲間を呼び、学期末には生徒がだいぶ増えてくるそうです。3月におじゃました知立ハンドボール教室では、「将来はトヨタ車体でハンドボールがやりたい。どうやったら入れるの?」とか「体操教室にも行ってるけど、ハンドボールの方が楽しい!!」という子供達の意見をもらいました。
 また、あるお母さんからは、「小学校の文集に、将来はトヨタ車体のハンドボール部に入って、ハンドボールをメジャーにする。って書いてる子がいたんですよ。かわいくて健気でしょう」と。 それを聞き、自分達の責任の重さを再確認しました。それは、今、ハンドボール界のみんなが思っていることですよね。
 小学校の高学年10歳~12歳はゴールデンエイジと呼ばれ、体の神経系の発達が一番盛んな時期です。その時代にハンドボールの基礎的な動きを正しく見に付けることは、とても重要です。これは大人になっても忘れることなく今後に大きな影響を与えることになると思います。うらやましい!!
 ちなみに僕は、その時期は、地域のスポーツクラブでショートトラックスピードスケートをしていました。学校では野球とサッカーをやり、あだ名は「モジモジ君」でした。トップDFを考えるとスケートが今に影響しているのかもしれません。
 

| | コメント (13) | トラックバック (1)

2005/04/19

決断-decide-

Pht04131620
 先日、実家のある福島に帰ってきました。福島はまだ寒く、桜もまだ咲いてない状態で、とにかく花粉がすごかったですね。夜も寝られないぐらいでした。あと、ツクシがたくさん生えていました。紫のツクシみたいなの?を見つけたので写真をアップします。

 最近、僕の周りでいろんなことが急速に変わり始めていて、僕はそのスピードにおいつくのがやっと (いや、追いついてないかな・・・)と言う感じです。内容はいろいろあるのですが、よく僕の周りで見かけるのが、「リーダーの決断」の場面です。決断と言うのはとても難しいことだなとつくづく感じます。そして、その決断は、人によって様々に変化するし、全く変化しない決断もあるということです。
 個人的な決断は、関わる人が少ないために比較的簡単にできるのかもしれませんが、関わる人が多い事柄についての決断は、いろいろ考えさせられます。
 Jリーグを世に広めた功労者として名高い「川渕キャプテン」は、そういった意味で卓越した決断能力をもつ人物だと言われています。
 サッカープロ化を進めていた頃に「時期尚早」と逆風が吹いた時に、「時期尚早というのは100年経っても時期尚早、前例がないという人間は200年経っても前例がないと言う。そもそも時期尚早という人間はやる気がないということ、前例がないという人間は、自分にアイデアがないと言っていること、仕事というものはできないものをできないようにすることだ」 と言ったそうです。この一言でJリーグがスタートしました。
 「プロジェクトというものは、最後はトップが決断するかどうか」であり、「最後はリーダーが退路を断ち切って勝負できるか、リスクを取れるかどうか、その気迫だ」とも。
 様々な分野のリーダーは、先見の目を持ち、迅速な決断を求められる時代です。「川渕キャプテン」はまた、
 「21世紀のリーダーに必要な資質は、第一がパッション(情熱・熱意)、第二がミッション(使命感)、第三はアクション(行動力)だと確信している」とリーダー論を展開していたとのこと。
 そのぐらいの強さが必要なんでしょうね。僕にはJリーグを立ち上げることはできないだろうな。(当たり前だけど)
 
 リーダーの決断は「思いやり」の上に立っていてほしいと願いながら、決断をしていく人たちに尊敬の念を抱く今日この頃であります。
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/04/08

4月ですね

 久しぶりのブログになります。4月ということで、気持ちも新たにいきたいです。
トヨタ車体ハンドボール部の新人選手は、3名います。また、後に詳しく紹介したいと思いますが、なかなかの粒ぞろいですよ。大阪体育大学からセンターの「安藤キャプテン」と待望の左腕「鶴谷選手」、そして、中部大学から岸谷五郎似のエース45度の「藤田選手」です。
 まだ、あまり彼らと深く話したことはないですが、第一印象として、安藤君は「冷静沈着タイプ」かな。藤田君は「イケイケドンドンの勢いのあるタイプ」。鶴谷君はケガをしていてほとんど話をしたことがないので・・・見た感じでは「おとなしそうだけど熱いハートを持ったタイプ」かな?と感じました。 ルーキー時代はおもいっきりハンドボールを楽しめるときだと思うので、怖いもの知らずでドンドンやってほしいです。 
 昨年も3人のルーキー君達がいたのですが、彼らは、それぞれの個性を十分発揮して、とてもいい仕事をしてくれました。GKの木下、田平コンビは新人らしからぬ活躍でチームに勢いを与えてくれたし、フローターの佐々木 剛は右利きには難しい右45度を177センチほどの身長でシュートを打ち抜いていたし、得点も大事なところで決めていました。
 大崎の新人2人が騒がれますが、うちの3人もかなりチームに貢献してくれましたね。今年もおもいっきりやってほしいです。
 ちょっと藤田選手の話題をひとつ!!
2月に行われた、福岡県大牟田市での日本リーグに帯同した藤田選手は、遠征移動時にちょっと小洒落たハンチングをかぶってきました。おまけにメガネをかけていて、「岸谷五郎」を彷彿させる風貌で初遠征に登場しました。 試合当日の朝、僕は、いつものように遅めの朝食を食べにホテルのバイキングに行くと、6人がけのテーブルにハンチングをかぶった男が一人、朝食を食べていました。
 (さすが新人!!若いというのはいいことだ。俺も昔はこうやって自己主張してたもんな)などと思いながら、自分の朝食をとり、その男の前にドカッと朝食をおいて座りました。そして、
      「なんだよ!藤田!朝からハンチングかよ!!」
とからかおうとして、その言葉がのどから出かかった瞬間、後ろのテーブルで、口のまわりにマヨネーズをつけて、近眼の目を細め、僕に焦点を合わせる藤田がいるではありませんか・・・。
(あれー、じゃこの男は・・・誰だ???) と覗き込んでみると、なんと、ホンモノの「岸谷五郎」さんでした!!紛れもなく本物の「岸谷五郎」は、誰だか知らない男が急に、目の前に座って思いっきり覗き込んでいるもんだから、びっくりした様子でした。
 ハンチングとメガネで隠した顔が、なおのことうつむいた「本家!岸谷五郎」。そのうしろで、何も気づかずパンをむさぼり食っていた「バッタ物!岸谷五郎」。僕は、しばしの間、この妙なコンビネーション的なシチュエーションを楽しみながら「本家!岸谷五郎」と共に朝食を食べました。
 彼が立ち上がった時、その場にいた何人かは「岸谷五郎」の存在に気づきましたが、「うちの岸谷君」は朝食に夢中。僕が「本家」の存在を教えてやると、「うわ、ほんとだ、すげー」と一言。(左手にはパン)
 ハンチングとメガネは「岸谷五郎」にとっては芸能人としてのオーラを隠す道具であり、藤田君にとっては「芸能人風」のオーラを出す道具であるということがわかりました。それからの藤田君はみんなから「ゴロウ」と呼ばれていることはいうまでもありません。
 その後、休日に、押入れにしまってあった古いハンチングを引っ張り出し、鏡の前で髪型をセットしてみた僕がいたことを、ここに付け加えておきましょう。
岸谷さん、その節はどうも失礼しました。

| | コメント (5) | トラックバック (3)

2005/03/31

長距離女子・大南兄弟 トヨタ車体へ

女子マラソンで活躍している大南博美、敬美の双子姉妹が、3月末で廃部となるUFJ銀行からトヨタ車体に移籍することが29日、発表されました。トヨタ車体は4月1日に女子陸上部を新設するということです。
 マラソンで博美さんは2002年アジア大会3位、04年ベルリン2位などの実績があり、敬美さんは01、03年世界選手権代表で、02年にはロッテルダムで優勝。 2人を指導してきた高橋昌彦監督もトヨタ車体に移籍し、監督を務めるそうです。

 トヨタ車体はいろんな意味で変わってきています。陸上部、女子バレー、パリダカ、トライアスロンに負けないよう、切磋琢磨し、そして、日本リーグでもほかのチームに負けないように頑張っていきたいです。
 ハンドボールは競技がマイナーだという認識がどうしても根強いですが、実際にハンドボールを見てみると結構はまる人ははまるようです。スター選手の存在がその競技を一変させる場合がありますが、今、僕達ができることは、草の根活動をしながら、トヨタ車体のハンドボールを通して、一人でも多くの人にハンドボールを見てもらいたい、そして楽しいものだと知ってもらうことかなと思っています。
 先日アイシンバスケの小宮邦夫選手が、日本リーグの試合を見に来てくれて、「すごい、こんな世界があったんだ」と感動してくれました。うれしかったです。
 パリダカも優勝したし、女子バレーもVリーグの入替戦に出場したし、マラソンも始まるし、ハンドボールも今年はみんながびっくりする結果を残したいです。負けられない!!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005/03/30

新十両に34歳出羽の郷ら=史上1位のスロー出世-大相撲(時事通信)

@nifty:NEWS@nifty:新十両に34歳出羽の郷ら=史上1位のスロー出世-大相撲(時事通信)

すばらしい!何か1つのことを純粋に追いかけてきて、やっと達成できた目標だということ。34歳まで、激しい相撲の世界で生きてきたことに感服すると共に、毎日、精神的にも肉体的にも追い込まれてきた中での昇進だと思うから。
 114場所もかかったということは、突出した体やセンスはそうなかったんだと想像できる。でも、目標を達成するんだという気持ちが、彼を駆り立てていたんだろうな。
 これからの出羽の郷の動向に注目したくなった記事である。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/03/28

日本リーグを終えて

 3月6日の知立での最終戦で、第29回日本リーグ(JHL)が終了しました。
我がトヨタ車体スコウレルズは、6勝2分け10敗で、日本リーグ5位という成績でした。結果的にプレーオフにはいけませんでしたが、シーズン途中までプレーオフ圏内の4位以内をキープし、今まで一度も勝ったことのなかった湧永製薬や大同特殊鋼などに勝ち、日本リーグ6連覇を続けていたホンダにも引き分けの試合をするなど、内容は例年以上で、応援してくれたみなさんも、大きな期待を持って見守ってくれていました。
 年明けから調子が上がらず、5位で終了しましたが、チームとしてやってきたことの成果は感じることができた1年だったと思います。
 「自分達も、見ている人達もチームが1つになっている」と感じる時のトヨタ車体はどこよりも強かったと思います。
 
 僕は、昨年の6月に大崎電気から移籍して、トヨタ車体に合流しました。前のチームとの契約を更改することができず、いわゆる戦力外通告を受け、一時は「もうハンドボールができないかもしれない」という気持ちで・・・
去年の今頃はかなりしんどかったのを覚えています。
 でも、トヨタ車体でハンドボールができると決まったときは、すごくうれしくて、 「このチームで、絶対 優勝したい」
と、僕の思いはただそれだけでした。

 僕がトヨタ車体に入って感じたことは、監督の考えをチームが非常によく理解しているということでした。 これは、ある意味衝撃でした。 
 6-0DF、3-2-1DF、クイックスタート、ボールの動きを止めない足を使ったセット攻撃など、トヨタ車体はこういうハンドボールをするんだ!という吉田監督の考えがチーム全員に浸透し、コートで実践できるようになるまで、時間をかけ、話し合いをもち、繰り返し行い、少しずつ自分達のものにしていく・・・ その結果として、チームが好調なときには、わかりやすくトヨタ車体ハンドボールの形というのを、観客の皆さんにみていただけたとおもっています。
 
 これからの課題はチームの波が不調のときに、どう立て直すかということ。これが来シーズンの課題だと僕は思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ココログ参戦

tuji_S こんにちは、はじめまして、トヨタ車体ハンドボール部の辻 昇一といいます。
今回、「Top Defender of Handball」という名前でブログを開設しました。
「Top Defender」というのは、ハンドボールにおいてのディフェンスのポジションです。 自分自身のポジションであり、今まで、自分の中でこだわりをもってきた僕の仕事でもあるので、この名前をつけてみました。 
ブログには、以前から興味をもっていましたが、3月で日本リーグも終わったので、ちょっと気持ちも新たにココログ参戦です。
 まずは、デザインをしっかりしないとね・・・。
自分のまわりのトヨタ車体の仲間達のおもしろいこと、
ハンドボールのこと、日々の出来事、もちろんトップDFのことなどなど、
徒々なるままに書き綴りたいと思います。

というわけで、気長にやっていきますので、今後ともよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)